草彅剛の電撃婚で垣間見えたSMAPメンバー「ビミョーな温度差」
元SMAPの草彅剛が12月30日に結婚したことを所属事務所が発表した。お相手は一般女性で、2人で東京都内の区役所に婚姻届を提出。溺愛する愛犬・クルミの4歳の誕生日と同日で、草彅は書面を通じて「今までと変わらぬスタンスで仕事を続けていきたい」と発表した。
「草彅さんはかねて一般女性との交際が囁かれていましたが、デート現場の目撃も皆無で、業界では半信半疑でした。昨年、都内に推定20億円の大豪邸を建設中と報じられましたが、この時も『家でドックランできるように…』とクルミちゃんのためと、思われていたくらいです」(ワイドショー関係者)
年の瀬の吉報に、かつてのSMAPメンバーは即座に祝福コメントを発表した。ともに「新しい地図」で活躍する稲垣吾郎は
《これからも良き仲間として、ファンの皆さまと共に、夢を叶えていきましょう》
プライベートでも仲の良い香取慎吾は
《つよポン、おめでとう!びっくりぽん!まだまだこれから、一笑懸命がんばりましょう!》
と大喜びだ。昨年4月にジャニーズ事務所を離れ独立した中居正広のコメントは
《信じられない…。はぁ…。
アイツに剛に先を越されるとは…。はぁ…。
わざわざコメントですか…。
せいぜい逃げられないように!
女房ができるんですね…。
なんてこった…、ちくしょう!》
とあり、頭文字を縦読みすると「しあわせにな」となり、まさに中居らしい祝福の仕方だ。ジャニーズ事務所所属の木村拓哉も
《めでたい!めでたい!めでたい!!》
と“シンプルイズベスト”の回答。事務所によると最初の「めでたい」は草彅本人、2つ目は結婚相手、最後の「めでたい」は、いずれ授かるかもしれない新しい家族へ向けての祝福が込められているのだという。
SMAPは‘16年末に解散。背景には独立をめぐるメンバー間の不協和音があったことは広く知られた話だ。それだけに草彅の結婚に元メンバーが即反応したことは、ファンの間で「絆」を感じさせる出来事だったと言える。
ところが、だ。令和3年の元旦、「新しい地図」の3人は『7.2 新しい別の窓 元日スペシャル』(ABEMA TV)に出演。そこへ昨年オートレースの最高峰SGレース「日本選手権」を制した元SMAPメンバーでオートレーサーの森且行がサプライズ登場した。
森は「ツヨポンおめでとう!」と結婚を生祝福。草彅も「サンキューベリーマッチョ」と応じた。
一方、木村は同じ元旦放送の『さんタク』(フジテレビ系)の生放送に出演。昨年を振り返り、共演の明石家さんまが
「岡村(隆史)が結婚して、俺らの周りではね。そして元メンバーが、昨日か」
と木村に草彅の結婚を振った。すると木村は
「ああ、ああ、ああ。ね、そうみたいですね」
と、どこか他人行儀…。さんまが「ツヨポンが結婚して」と再度振っても
「『めでたい、めでたい、めでたい』でいいんじゃないですかね」
と発表済みのコメントを繰り返しただけで、話題を切り替えた。
「余計なことは喋らないという木村さんのスタンスなのかもしれませんが、素っ気ない印象でしたね。元旦放送で袂を分かった3人とバッティングし、さらに元メンバーの森さんまで出て…。一連の解散騒動で木村さんだけが“除け者”にされた通称『キムハブ』状態に見えなくもありませんでした」(テレビ局関係者)
事務所から出された祝福コメントではわからないビミョーな温度感。それがなんとなく垣間見えた瞬間でもあった。SMAP再結成を望む声はこの日の様子を見る限り、なかなかハードルは高そうだ…。
PHOTO:西圭介