菅野のメジャー移籍暗礁…巨人「大型補強でも懸念続々」の理由 | FRIDAYデジタル

菅野のメジャー移籍暗礁…巨人「大型補強でも懸念続々」の理由

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昨年12月、FA宣言した井納(左)と梶谷を獲得し笑みを浮かべる原監督(画像:共同通信社)

巨人の大補強は失敗だったのではないか――。

プロ野球界では、こんな声が聞こえる。巨人は昨年12月に、DeNAからFA宣言した梶谷隆幸と井納翔一の入団を発表。一つの球団がFA選手を「W獲得」するのは、セ・リーグでは初めてのことだ。

さらに年末にはメジャー通算6年間で96本塁打を放った、エリック・テームズと契約合意。同じく11年間で196発のジャスティン・スモークとも、合意間近と言われる。だが……。

「梶谷は昨季、打率.323、本塁打19とリードオフマンとして活躍しましたがケガが多い。年間を通じて試合に出られるか、疑問が残ります。井納が2ケタ勝利をあげたのは、プロ8年間で一度だけ。原辰徳監督は『中4日でフル回転してもらう』と話していますが、期待する大黒柱としては荷が重いでしょう。

外国人も未知数です。テームズは、メジャーで『プラトーンプレイヤー』と呼ばれていました。テームズは左打者ですが、右投手の時だけ起用される選手という意味です。変化球に弱く、日本の投手に苦しむのではないでしょうか。巨人は今回の補強に総額15億円ほどかけている、と見られていますが、効果的と言えるのか……」(スポーツ紙担当記者)

梶谷と井納の年俸ランクは、それぞれBとC。セ・リーグ初の「W獲得」した選手にしては、少々物足りなさを感じる。

衝撃の「菅野残留」報道

全権委任されている原監督が本来狙っていたのは、中日のエースで沢村賞を獲得した大野雄大と「トリプル3(3割30本30盗塁)」を3度獲得したヤクルトの山田哲人だといわれる。二人ともAランクの選手だ。だが両者とも大方の予想を裏切り、FA権を行使せず残留が決まった。巨人にとっては痛恨事だという。

「巨人の戦略は補強もさることながら、ライバルの戦力を削ぐことにあります。ましてや大野と山田は、巨人にとって天敵です。ぜひ味方に入れておきたかったでしょう。大野は対巨人戦、2勝2敗ながら防御率は1.32。山田は昨季.254、12本塁打と不調だったにもかかわらず、巨人戦では.264、4本塁打と打っている。復調すれば、巨人にとって大きな脅威となるはずです」(同前)

さらに誤算なのは、エース菅野智之のメジャー移籍が暗礁に乗り上げそうなことだ。米国のスポーツ専門局「ESPN」は、折衝中のメジャー球団と金額の折り合いがつかず巨人残留が濃厚と報じている(交渉期限は日本時間1月8日朝)。

「菅野の今季の年俸は6億5000万円(推定)です。チームは菅野がメジャー移籍するという前提で、来季の編成を行っています。残留となれば、今季プロ野球記録の開幕投手13連勝を飾るなどの活躍をかんがみ、昨季から大幅アップの8億円ほどの契約を結ぶことになるでしょう。複数年契約もありうる。確かに菅野が残留すれば戦力としては大きなプラスですが、高額年俸を考えると資金が潤沢な巨人でも負担になります」(球団関係者)

期待が大きい一方、誤算もあった巨人の補強戦略。新戦力で、原監督悲願の日本一奪還を果たせるだろうか。

  • 写真共同通信社

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