渡部建の事務所が『ガキ使復帰』報じたスポーツ紙を出禁にした背景 | FRIDAYデジタル

渡部建の事務所が『ガキ使復帰』報じたスポーツ紙を出禁にした背景

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渡部の「多目的トイレ不倫」は、事務所VS一部スポーツ紙の”場外乱闘”に発展していた…
渡部の「多目的トイレ不倫」は、事務所VS一部スポーツ紙の”場外乱闘”に発展していた…

大晦日恒例の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の特番『絶対に笑ってはいけない大貧民 Go Toラスベガス24時!』が放送された。コロナ禍ということもあり、出演者の数も控えめ。例年のようにスタジオに観客を入れて出演メンバーがVTRを見るという演出もなかった。

そんな中、最も話題になったのは「多目的トイレ不倫」など複数女性との関係がスクープされたアンジャッシュの渡部建だ。

「昨年11月に渡部さんが『ガキ使』に出演することがスポーツ紙に報じられました。原則としてガキ使メンバーにはゲストに誰が来るかということを教えると面白くないので一切秘密なのですが、関係者から情報が漏れた。それを一部のメディアが事前に報じたところ、“シレっと復帰するなんて”という世論の声が高まり、渡部さんは会見を開かざるを得なくなったんです」(芸能レポーター)

松本も収録前にその報道をみて渡部が出演することを知ったといい、自身の番組で“ルール違反だ”と不快感を露わにした。

そして松本は渡部が謝罪会見をする直前に《渡部との共演は当分ない》とツイッターに投稿。水面下でお蔵入りが決定したことを匂わせた。

「このツイッターで、渡部サイドは追い詰められた。復帰が白紙になったなかで、『ガキ使』にこっそり出演したことは筋が通っていないので言えない。そんな事情なので、謝罪会見を開いたにもかかわらず、レポーターや記者たちの質問にはっきり答えることができなかったんです。事務所サイドの、復帰計画を台無しにしたスポーツ紙への恨みは半端なかったようですよ」(ワイドショー関係者)

その余波はこの会見では収まらず、実際に12月14日に行われた相方である児島一哉のスマホアプリのPR会見に、渡部の『ガキ使復帰』をスクープしたスポーツ紙3社と複数の雑誌が会見場に入れなかったようだ。

「相方の児嶋さんの会見は、渡部さんの謝罪会見後初の公の場だったので、どんな反応をするのだろうと、非常に世間の関心が高かった会見でした。しかし、『ガキ使』復帰を報じた媒体が会場に来ても、事務所の意向で入ることが許されなかった。いわば“出入り禁止”ですよ。入れなかったところは痛手だったと思いますよ」(スポーツ紙記者)

事務所としては『ガキ使』出演は、不倫騒動から上手く復帰した袴田吉彦や原田龍二のように、大逆転のチャンスにしたかったはずだ。ただ、週刊誌やスポーツ紙が“渡部の仕事復帰”というスクープ情報を聞いたならば、報じないわけにはいかないだろう。

双方の思惑がぶつかり合い、会見の出禁にまで発展した今回の騒動。そこで、渡部の所属事務所にスポーツ紙などの“出禁”について聞いてみると、

「複数のスポーツ紙、そしてFRIDAYさんを含む週刊誌の何誌かを会見の取材拒否としたのは事実です」

とした上で、こう続ける。

「渡部の件について聞いたことをスポーツ紙さんや週刊誌さんが書くのは仕方ないと思っているんです。ただ、一連の報道で大変な思いをさせられました。我々も人間ですから、心情的にもそれらの媒体さんについては、(PR会見に関係していた)広告代理店さんとも話し合いをして、外させてもらいました。まあ、感情的な問題ということもありますよね」

ただ、一部媒体を出禁にするというのは、世間的に見れば圧力だと捉えられかねないのではないだろうか。

「われわれの業界ではあることですし、世間がどう思うかはわれわれがどうこうとは言えません。ただ、普通の企業でもそういうことはあるのではないでしょうか」

ちなみにFRIDAYが出禁になった理由は、渡部への直撃取材の際の事務所への連絡ミスが原因とのこと。それにしても、出禁処分も覚悟の上の週刊誌ならいざ知らず、プロダクションと良好関係を築いてきたスポーツ紙にとっては、今回の対応は寝耳に水だろう。

とにかく、前代未聞の“多目的トイレ”不倫は「事務所VS一部メディア」という場外戦にまで発展していたのだった――。

  • PHOTO坂口靖子

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