今年はプロ野球に69人!東京六大学出身選手「こんなにスゴい」 | FRIDAYデジタル

今年はプロ野球に69人!東京六大学出身選手「こんなにスゴい」

宮台康平の加入で、ヤクルトはプロ野球初の珍記録達成!

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早稲田大学の早川隆久は、2020年のドラフトで4球団競合の末、楽天に入団

東京大学出身の宮台康平は昨年日本ハムを戦力外になったが、トライアウトを経てヤクルトに支配下選手で入団が決まった。これによって、2021年のNPBも東京六大学すべての大学の選手がそろうことになった。

2020年時点の東京六大学出身のプロ野球選手を見て行こう。2020年の出身選手の成績の合計も示す。

〇明治大学 22人
・投手
野村祐輔(広)、山﨑福也(オ)、上原健太(日)、星知弥(ヤ)、柳裕也(中)、齊藤大将(西)、森下暢仁(広)、伊勢大夢(De)、
・捕手
坂本誠志郎(神)
・内野手
荒木郁也(神)、阿部寿樹(中)、石川駿(中)、上本崇司(広)、福田周平(オ)、糸原健斗(神)、佐野恵太(De)、吉田大成(ヤ)、渡邊佳明(楽)
・外野手
島内宏明(楽)、岡大海(ロ)、髙山俊(神)、菅野剛士(ロ)

打撃成績 2365打数621安打46本塁打279打点39盗塁 打率.263
投手成績 31勝24敗0セーブ7ホールド489.2回 防御率3.69

明治大学出身者は22人。プロ野球の大学別では最大勢力だ(2位は東都の亜細亜大の17人)。広島の新旧のエース野村祐輔、森下暢仁、中日の柳裕也などトップクラスの投手がいる。また初の規定打席で首位打者を獲得したDeNAの佐野恵太も明治大だ。
2020年のドラフトでは、DeNA1位で投手の入江大生が指名された。

〇早稲田大学 16人
・投手
和田毅(ソ)、大谷智久(ロ)、福井優也(楽)、斎藤佑樹(日)、高梨雄平(巨)、有原航平(日)、笠井崇正(De)、大竹耕太郎(ソ)、小島和哉(ロ)
・内野手
鳥谷敬(ロ)、上本博紀(神)、中村奨吾(ロ)、茂木栄五郎(楽)、石井一成(日)
・外野手
青木宣親(ヤ)、重信慎之介(巨)

打撃成績 1317打数353安打34本塁打152打点24盗塁 打率.268
投手成績 26勝22敗2セーブ21ホールド103.1回 防御率2.53

大学別では3位の16人。松坂世代のソフトバンク和田毅、1学年下で今年40歳になるヤクルト青木宣親、ロッテ鳥谷敬とプロ野球を代表する名選手がいる。昨年、楽天から巨人に移籍して救世主的な働きをした高梨雄平も早稲田。
一方でロッテの大谷智久、阪神の上本博紀が戦力外に。日本ハムの有原航平はMLBレンジャーズに移籍した。
2020年のドラフトでは、楽天1位で投手の早川隆久が指名された。

〇慶應義塾大学 11人

・投手
福谷浩司(中)、矢崎拓也(広)、津留﨑大成(楽)
・捕手
植田将太(ロ)、郡司裕也(中)
・内野手
横尾俊建(日)、山本泰寛(巨)
・外野手
伊藤隼太(神)、白村明弘(日)、岩見雅紀(楽)、柳町達(ソ)

打撃成績 241打数52安打3本塁打22打点0盗塁 打率.216
投手成績 9勝3敗0セーブ1ホールド134回 防御率3.43

大学別では6位タイの11人。中日の左腕先発福谷や、昨年楽天の中継ぎで売り出した新人の津留﨑大成など。津留﨑と捕手のロッテ植田将太、外野手のソフトバンク柳町達は、慶応義塾高校からの同級生だ。また捕手の郡司裕也も慶應義塾大の同級生。
オフに巨人の山本泰寛は阪神にトレードされた。阪神の伊藤隼太と日本ハムの白村明弘は戦力外となった。
2020年のドラフトでは、ヤクルト1位で投手の木澤尚文が、ソフトバンク育成1位で佐藤宏樹が指名された。

〇法政大学 9人

・投手
三上朋也(De)、三嶋一輝(De)、石田健大(De)、
・捕手
木下拓哉(中)
・内野手
西浦直亨(ヤ)、若林晃弘(巨)、福田光輝(ロ)
・外野手
中山翔太(ヤ)、宇草孔基(広)

打撃成績 797打数197安打22本塁打100打点9盗塁 打率.247
投手成績 4勝5敗18セーブ30ホールド103.1回 防御率2.53

大学別では9位タイの9人。投手3人はなぜか全員DeNA、三嶋はクローザー、石田はセットアッパーとして活躍。中日の木下拓哉は正捕手への足掛かりをつかんだ。
2020年のドラフトではロッテの1位で投手の鈴木昭汰が、楽天の2位で投手の高田孝一が、DeNAの育成1位で投手の石川達也が指名された。

〇立教大学 7人

・投手
田村伊知郎(西)、澤田圭佑(オ)、齋藤俊介(De)
・捕手
松本直樹(ヤ)、
・内野手
大城滉二(オ)、 熊谷敬宥(神)
・外野手
田中和基(楽)

打撃成績 797打数197安打22本塁打100打点9盗塁 打率.247
投手成績 4勝5敗18セーブ30ホールド103.1回 防御率2.53

立教大は7人。オリックスの澤田圭祐は大阪桐蔭時代は藤浪晋太郎の控えだったが、今は中継ぎで活躍。楽天の田中和基は2018年の新人王。
2020年のドラフトでは、オリックスのドラフト4位で投手の中川颯が指名された。

〇東京大学 1人

・投手
宮台康平(日)

投打一軍成績 なし

2017年ドラフト7位で入団した宮台康平は、2018年に一軍で1試合登板したが以後は機会がなく2020年オフに育成での再契約のオファーを断って戦力外に。12球団合同トライアウトでは3人の打者を連続三振に切って取り、ヤクルトへの支配下での入団が決まった。

ヤクルトには明治大の星知弥、吉田大成、早稲田大の青木宣親、慶応義塾大から今季入団する木澤尚文、法政大の西浦直亨、中山翔太、立教大の松本直樹、東京大の宮台康平と東京六大学の全大学の出身者がそろう。これはNPB史上初。東京六大学と同じく神宮球場を本拠地とするだけに興味深い。

2020年から2021年にかけて、東京六大学の大学別在籍選手数は以下のように変わった。

2020年 → 2021年

明治大学 22人 → 23人
早稲田大学 16人 → 14人
慶應義塾大学 11人 → 11人
法政大学 9人 → 12人
立教大学 7人 → 8人
東京大学 1人 → 1人

新興の大学野球リーグからも優秀な選手が次々と登場しているが、老舗東京六大学はさすがに選手層が厚い。今季も神宮のスターたちの活躍が見られることだろう。

  • 広尾 晃(ひろおこう)

    1959年大阪市生まれ。立命館大学卒業。コピーライターやプランナー、ライターとして活動。日米の野球記録を取り上げるブログ「野球の記録で話したい」を執筆している。著書に『野球崩壊 深刻化する「野球離れ」を食い止めろ!』『巨人軍の巨人 馬場正平』(ともにイーストプレス)、『球数制限 野球の未来が危ない!』(ビジネス社)など。Number Webでコラム「酒の肴に野球の記録」を執筆、東洋経済オンライン等で執筆活動を展開している。

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