吉本に干された…?『スッキリ』降板の真相を近藤春菜に直撃!
「闇営業」問題での事務所批判から1年半 MC加藤浩次と同じエージェント契約になっていた
’19年夏――本誌報道に端を発した「闇営業」問題で、最も厳しく吉本興業の姿勢を批判していたのが情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)だった。
MCの『極楽とんぼ』加藤浩次(51)は数分にわたって、上層部を糾弾。「経営陣が変わらないなら(吉本を)辞める」と宣言し、〝加藤の乱〟と視聴者に称賛された。この戦いに懐刀として参戦したのがサブMCを務める『ハリセンボン』の近藤春菜(37)だった。
吉本が芸人とまともに契約書をかわしていなかったことに嚙(か)みつき、
「会長のおっしゃっていることと、芸人みんなの中での相違がすごくて、これで納得している芸人っていないんじゃないかなって思います」
と、大﨑洋会長(67)までも、ブッタ切ったのである。歯に衣着せぬ人気芸人たちの発言で『スッキリ』は注目を集め、視聴率は急上昇した。
だが、〝反乱〟の代償は安くはなかった。大﨑会長と面談後、加藤は「専属エージェント契約」となったのだ。
「闇営業問題後、吉本が新たに導入した契約形態です。仕事の種類や量を自由に決められるかわり、仕事の斡旋以外のサポートがなくなります。スケジュールの管理や広報、営業、リスク管理も自分でやらなければならない」(芸能プロ幹部)
「吉本興業」の看板が使えるだけで(しかもギャラの一部を納めなくてはならない)、実質、フリーランスである。
ゆえにエージェント契約を選ぶタレントはごくごく一部なのだが――〝加藤の乱〟から1年半の時を経て衝撃のニュースが飛び込んできた。春菜がエージェント契約になったというのだ。時を置かず、3月末で『スッキリ』を降板することまで発表された。中堅芸人は「吉本に干されたのではないか」と案じる。
「今回、吉本側がエージェント契約を提示したといいます。1年半前、事務所批判をしていた友近(47)やたむらけんじ(47)もやはり、エージェント契約になっている。つまりこれは吉本の〝報復〟なのではないか。春菜の相方の箕輪はるか(41)はマネジメント契約のままですからね。契約変更を受けて春菜は担当マネージャーが不在となり、個人でマネージャーを雇う羽目になりました」
1月上旬、新しいマネージャーとラジオ局から出てきた春菜を直撃した。
――どうして急に『スッキリ』を降板することになったのですか。
「日テレの方と相談させていただいて、自分で決めました」
――いつごろですか。
「かなり前ですよ。去年だったかな……」
――ファンや視聴者からは惜しむ声があがっていますが。
「本当にありがたいですね〜。『スッキリ』は私にとってメチャメチャ大事な現場で、人間としても、芸人としても成長できました。5年間もやらせていただいたので、そろそろこのあたたかい巣から巣立って、いろいろなことにチャレンジしてみたいなと思ったんです」
――「経営陣批判をした報復として吉本に干された」とウワサになっています。
「全然、全然! まったくそんなんじゃなくて。『婚活のため』とか『あらためて本業の漫才に向き合うため』とか、いろいろ報道されていましたけど(笑)、そんなんじゃなくて、コンビでもピンでも活動の幅を広げていきたいなと」
――吉本にエージェント契約を提示されたと聞きました。
「ご存じだと思うんですけど、契約形態の見直しがあって、今回、吉本から提示された契約の中に『エージェント』という新しい形のものがあったんです。ちょうどいろいろチャレンジしてみようと思っていたタイミングだったので、自分から選ばせていただきました。エージェント契約が合わなければ、マネジメント契約に戻せばいいだけの話ですから」
――相方のはるかさんもエージェント契約にされたのですか。
「彼女は違います。けど、コンビとしては吉本(とのマネジメント契約)ですよ」
本誌は春菜にエージェント契約を提示した経緯を吉本に質(ただ)したが、「個々のタレントとの契約内容に関する質問には回答しかねます」(吉本興業ホールディングス広報室)とコメントするのみだった。
惜しまれつつ、番組を去る春菜。最後に問うた。「挑戦したいこと」とは何か。
――やはり、クッキー作りを……。
「ステラおばさんじゃねーよ!!(笑)」
笑顔の卒業に幸あれ!




『FRIDAY』2021年1月29日号より
撮影:等々力純生