楽天・石井GMが「なんとしても田中将大獲得にこだわる」特殊事情 | FRIDAYデジタル

楽天・石井GMが「なんとしても田中将大獲得にこだわる」特殊事情

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田中将大はイーグルスのユニフォームに袖を通し再び楽天を優勝に導いてくれるだろうか。写真は13年11月の祝賀パレードの様子(画像:共同通信社)

1年限定でもいいから日本に戻ってきてーー。

楽天の石井一久監督兼ゼネラルマネージャー(47)が、ヤンキースからフリーエージェントになった田中将大(32)へ強烈なラブコールを送っている。1月18日に球団事務所で行われた、監督コーチ会議に出席。終了後オンラインでの報道陣の取材に、こう答えた。

「ぜひとも仙台で、東北でプレーしていただきたい。日本でプレーする意思が田中投手にあるときは、楽天が行かない、声をかけない理由はひとつもありません。一番に、しっかりとコンタクトを取るべき球団だと思います」

さらに来オフにメジャー復帰できる、異例の1年契約示唆。古巣として、最大限の好条件で迎え入れる準備があるという表れだ。

「メジャー移籍した13年オフ以降も自主トレ場所として球団施設を提供するなど、両者の関係は良好です。田中は現在、国内でトレーニング中。すでに楽天は、水面下で接触していると言われます。田中の意思を確認しだい、正式にオファーするようです。

田中の楽天復帰の可能性は、十分あると思います。ニューヨークの放送局『SNY』は「田中は年俸1500万ドル~2000万ドル(約15億6000万円~20億8000万円)を要求しているが、ヤンキースは(コロナ禍の減収で)慰留できない』と報じている。田中獲得にもっとも熱心だったのは、パドレスです。しかし1月18日に、パイレーツの右腕ジョー・マスグローブを獲りました。田中の要求を飲めるメジャー球団は、今のところ他に見当たりません」(スポーツ紙担当記者)

全権監督のプレッシャー

石井GMにも、是が非でも田中をほしい事情がある。

「チームのすべての責任を、任されていますからね。石井監督兼GMが今季誕生するまでには、さまざまな伏線があったんです。まず石井さんは19年オフに、チームを最下位から3位に引き上げた当時の平石洋介監督を解任してしまった。石井さんは理由として『サインミスの多さや走塁を含めた意識改革が改善しきれなかった』と説明しています。平石さんは納得いかなかったのでしょう。コーチとして、ライバルのソフトバンクに移ってしまいました。

石井さんが平石さんの後釜に据えたのが、ヤクルト時代の後輩で、気心の知れた三木肇さんです。ロッテから涌井秀章や鈴木大地などを獲得し、戦力も大幅にアップ。昨季は7シーズンぶりの優勝が期待されていました」(同前)

大型補強にもかかわらず、昨年の楽天はよもやの4位とBクラス。三木監督を留任させようとした石井GMに、ファンから批判が集まったのは記憶に新しい。結局、三木監督は解任。後任もなかなか決まらず、石井GMが監督を兼任することになったのだ。

「三木谷浩史オーナーとしては、GMとして結果を残せなかったのだから監督としてやってみろという思いでしょう。石井さんは逃げ道を断たれた状態です。求められるのは優勝しかありません。プレッシャーは相当強いはずです。

優勝のためには、田中の力が絶対に必要なんです。今年は東日本大震災から節目の10年目になります。楽天への注目度も高い。復興の象徴として田中にエースとして大車輪の働きをしてもらい、今季こそ優勝したい。1年限定でもいいから戻ってきてほしいという異例の条件は、石井さんの覚悟の表れでもあります」(球団関係者)

田中が復帰すれば、楽天の先発陣は則本昴大、涌井秀章、岸孝之、早大からのドラフト1位・早川隆久と12球団ナンバー1の布陣になる。13年に星野仙一監督が成し遂げて以来8年ぶり2度目のリーグ優勝、そして日本一も夢ではない。

  • 写真共同通信社

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