ラブリがわいせつ行為で書類送検も、報道が目立たなかった背景 | FRIDAYデジタル

ラブリがわいせつ行為で書類送検も、報道が目立たなかった背景

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女性へのわいせつ行為により書類送検されたラブリ。扱うマスコミは少なかった…(‘14年)
女性へのわいせつ行為により書類送検されたラブリ。扱うマスコミは少なかった…(‘14年)

衝撃的なニュースだった。人気モデルのラブリが‘20年3月、女性へのわいせつ行為で和歌山県警に書類送検されていたことが明らかになった。

事件の詳細を伝えたのは1月21日発売の「週刊文春」。同誌によると、‘19年5月に和歌山県白浜町に旅行に出掛けた際、同行していた女性Aさんに対して滞在先のホテルでわいせつな行為に及んだという。

同誌では生々しい描写も含まれており、Aさんはのちに「重度のPTSD(心的外傷後ストレス障害)」と診断されたという。

Aさんは一昨年6月に和歌山県警白浜署に相談し、同8月に被害届を提出。ラブリは現地で事情聴取を受け、昨年3月に強制わいせつ被疑事件で書類送検された。現在は和歌山地検が捜査を継続しており、Aさんは民事裁判の手続きを進めているとも。

ラブリが上記事案で書類送検されていたことは紛れもない事実。だが、このニュースを扱ったメディアはごくわずか。ワイドショーに至っては完全スルー。舞台裏についてスポーツ紙記者が明かす。

「ラブリさんの事務所に忖度して…というわけではありません。事件の中身がこれまでほとんど見られないものだったため『一旦ステイ(保留)しよう』となったのです。どこもみんなそんな感じで判断したと思います」

文春でもラブリ側の代理人のコメントとして

「何があったかを言う義務はない」
「客観的事実はこちらの認識とは違います。女性同士でもありますし、性的指向に関わるので、記事掲載はプライバシーを侵害するものです」

とある。前出の記者が補足する。

「新井浩文受刑者の強制性交事件や、不起訴にはなりましたが高畑裕太さんの強姦致傷事件では、マスコミはこれでもかと記事を投入しました。一方、被害者が同性の事案の場合、マスコミは急に判断に悩む。これは、メディアが今後の報じ方について考えなければならない問題の一つでしょう。ラブリさんの時も編集部で記事を読み、驚きの声が上がりましたが、直後に『やめとくか…』というような話になりました」

これまで社会派インフルエンサーとして認知されてきたラブリだが、書類送検の事実は大きい。

「まずはAさんと民事で裁判が行われる可能性があるので、その推移を見守る必要があります。裁判になった場合、判決が出るまでは、率先して起用しづらくなるのではないでしょうか」(テレビ局関係者)

ラブリは書類送検された‘20年3月、インスタグラムで以下のような長文を綴っていた。

《卑怯な手を使ってまで相手の社会を壊すことを私はしない。他人の社会とその後ろにある大切にしてきたものを壊してまで満たされたい自己の感情に純粋な言葉は見つからない。あなたが壊そうとしているもの、それは私が純粋に向き合い大切にしてきた場所だ。卑怯な手を使って壊した以上、何と言おうと以降の言葉のどこにも信じれるものはない。

何と言われようと私は自分を信じていい。分かり合えない.ということを前提にして誰かと分かり合おうとしない限り、誰かと分かり合うことは難しい。生きる目的を見失い目的が相手が不幸になることになったとしたのであればその先に自身への希望はなく、自身への恐怖に包まれる》

文春によれば、ラブリ側の代理人は「犯罪行為はありませんでした」と否定しているという。前述のとおり、Aさんは民事裁判の準備もしているとのことだが、はたしてどんな結末が待っているのか…。

  • PHOTO島颯太

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