アンジャッシュ渡部とは似て非なるワタナベマホトの吊るし上げ | FRIDAYデジタル

アンジャッシュ渡部とは似て非なるワタナベマホトの吊るし上げ

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自身のユーチューブチャンネルで今泉佑唯との結婚を発表したワタナベマホト。騒動以降、バッド評価が激増している
自身のユーチューブチャンネルで今泉佑唯との結婚を発表したワタナベマホト。騒動以降、バッド評価が激増している

人気ユーチューバーのワタナベマホトが未成年女性へのわいせつ写真要求で、マネジメント事務所「UUUM」を契約解除された。マホトは1月21日に元「欅坂46」の今泉佑唯との結婚を発表したばかり。

今泉は妊娠中で6月にも出産予定という。各方面から祝福されたが、その後マホトは地獄に叩き落とされる――。

同じくユーチューバーのコレコレ氏が自身の動画チャンネルを更新。マホトが今泉と交際中に未成年女性にわいせつ写真を送るよう要求していたことを暴露したのだ。

女性本人もコレコレ氏に“協力”する形で、証拠のLINEメッセージなどを次々と投下したため、どうにも言い逃れできない状況に追い込まれた。結果、マホトはUUUMをクビになった。

「マホトが釈明のため女性に送ったLINEには今泉との『離婚も考えています』というものもあった。子供が生まれるというのに、あっさり『離婚』の二文字を口にしたことで、更なる批判を招いています」(スポーツ紙記者)

マホトにとって、この手の大炎上は2度目。‘19年6月にも酒に酔って知人女性にケガを負わせた傷害容疑で逮捕。約半年間、ユーチューバーとしての活動を休止している。

「1度目の傷害事件を起こしても、UUUMはクビにはせず、更生を促した。今回の件はマホトを信じたUUUMにも泥を塗る行為と言えます」(テレビ局関係者)

今回のケースで改めて認識されたのが、ユーチューバー業界の恐ろしさだ。どんな理由をつけたところで、彼らは「再生回数至上主義」の中にいる。昨年物議を醸した迷惑ユーチューバーのへずまりゅうは、一線を超えて警察のお世話になった。

「芸能人も続々と参戦し、業界は激戦となっている。世間がユーチューブ慣れしてきたこともあり、どんなに知名度があっても、中途半端な内容だとアクセスが伸びない。唯一無二の動画を作るために、過激さを求めていく集団も多い」(同・テレビ局関係者)

マホトの件も、ユーチューブという世界だからこそリアルタイムで“悪行”の数々が暴かれ、それがSNSを通じて凄まじい勢いで拡散された。中身は先月行われた「アンジャッシュ」渡部建の“吊るし上げ会見”にも通ずるところがあるが、「イクとこまでイク」凶暴性はユーチューブならでは、といったところか。ワイドショー関係者が神妙な面持ちで語る。

「やはりマスメディアとは明らかに違う。芸能レポーターが仕切る会見では、糾弾はしますが、最後にわずかな救いの道を残そうとする。それがユーチューバー業界では完全にトドメを刺す。だからこそ再生回数が伸びるのでしょうけど、恐ろしい時代になったと感じました」

業界全体がまだ未成熟な部分も大きい。ユーチューバー業界の“巨人”はヒカキンやはじめしゃちょーらが在籍する前出UUUMで、業界関係者によると

「UUUMは企業のクライアントも多いため、暴露系動画や迷惑行為、過度な炎上動画はご法度」

という。他方で中・小規模なユーチューバー事務所では、イニシアチブを握るのは配信者であることが多い。

「事務所の人は動画撮影の手伝いがメーンで、配信内容に口出しするとかはない。基本、好き勝手やってます」

とは関西系の事務所に在籍する現役ユーチューバーだ。また、配信者同士の確執が生まれやすい土壌もありAが動画でBを批判したら、今度はBがAを中傷する。それが俗に言うアングル(仕掛け)ならまだいいが、

「本当に両者の間に憎悪が生まれ、収拾がつかなくなることもある」(同・現役ユーチューバー)

という。マスメディアとは一線を画すユーチューブ業界。コロナ禍を経て、どんな形に変化していくのだろうか――。

  • 写真Pasya/アフロ

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