ZOZO前澤社長の月旅行 「友人道連れみんな死亡」という悪夢 | FRIDAYデジタル

ZOZO前澤社長の月旅行 「友人道連れみんな死亡」という悪夢

宇宙船を飛ばすイーロン・マスクさえ「危険だから行かない」って?

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前澤氏とスペースX社社長のイーロン・マスク氏。宇宙事業以外に、電気自動車や太陽光発電なども手がける
前澤氏とスペースX社社長のイーロン・マスク氏。宇宙事業以外に、電気自動車や太陽光発電なども手がける

総資産4000億円の男、「ZOZOTOWN」前澤友作社長(42)がぶち上げた「月旅行計画」で、早くも重大な欠陥が明らかになった。

 9月18日に宇宙事業を手がける「スペースX社」社長のイーロン・マスク氏と共同会見を行い、月へと飛び立つロケットの全貌が発表されたが、その宇宙船部分が巨大すぎる、というのだ。科学ジャーナリストの松浦晋也氏が解説する。

「NASAのアポロは高さ11.03m直径3.9m、ロシアの有人宇宙船ソユーズはさらに小さくて高さ7.48m直径2.72m。一方、前澤氏が乗る『BFR』は高さ55m直径9mもある。『比強度』と言って、同じ強度の素材でもサイズが大きくなると壊れやすくなる。これだけ大きいと、大気圏に高速で再突入する際に発生する、熱や圧力に耐える十分な強度を保つ設計が難しくなる」

つまり、月へ行ったはいいが、地球に帰ってきたときには、宇宙船は大気圏で爆散。搭乗者は全員死亡してしまうという悪夢が待っているかもしれないのだ。

仮に最先端技術が開発され、最悪の事態は免れたとしても、まだ問題は残っている。前澤氏は6~8人の芸術家とともに月へ行くとしているが、宇宙船での芸術活動は非常に危険を伴うのである。

「宇宙に行った人の約半数が襲われるのが、”宇宙酔い”です。無重力空間で上下感覚を失い、吐き気に襲われる。酔い止め薬も効かない。集中力と繊細な作業が必要な芸術活動は難しいでしょう」(宇宙開発評論家の鳥嶋真也氏)

最近、前澤氏をインタビューしたノンフィクション作家の森功氏が言う。

「自己顕示欲が強い前澤氏にとって、今回の月旅行計画も話題作りにすぎないのでしょう。危険性や問題点は理解しておらず、とにかく大きな事をやりたいとしか考えていないのだと思います」

出発は’23年。もしかしたら前澤氏と知り合いの芸術家たちは、前澤氏から招待状が届くことに戦々恐々としているかもしれない。

9月20日深夜、麻布の会員制レストランから姿を現した前澤氏。交際中の剛力彩芽は月に行かないと明言
9月20日深夜、麻布の会員制レストランから姿を現した前澤氏。交際中の剛力彩芽は月に行かないと明言
垂直着陸中のロケット。月旅行の宇宙船も同じように着陸させる
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写真:川上孝夫、Space X、前澤氏Instagramより

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