地上波ドラマ出演をはたした香取慎吾が「次に狙うテレビ局」 | FRIDAYデジタル

地上波ドラマ出演をはたした香取慎吾が「次に狙うテレビ局」

舞台裏がわかればさらに面白い! 見るべき「1月ドラマ」はこれだ

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ロケに臨む香取。久々の地上波ドラマ主演に際し、「初めてテレビに出させてもらった時の喜びを思い出しながら頑張る!」とコメント
ロケに臨む香取。久々の地上波ドラマ主演に際し、「初めてテレビに出させてもらった時の喜びを思い出しながら頑張る!」とコメント

今年の1月ドラマで最大のサプライズ作といえば、香取慎吾(44)の5年ぶりの地上波ドラマ主演となる『アノニマス~警視庁〝指殺人〟対策室~』(テレビ東京系)だろう。

「テレ東は前クールの『共演NG』で、プライベートのトラブルやキャラ被りといった芸能界の〝共演NGルール〟を暴露。『攻めている』と同業者から喝采を浴びました。今回、さらに攻勢を強めてきた印象です」(キー局プロデューサー)

件の『共演NG』は中井貴一(59)と鈴木京香(52)がW主演で、里見浩太朗(84)や斎藤工(たくみ)(39)が脇を固めるという豪華なラインナップ。そして今回は香取が登場――人手も予算も、上位4局には遠く及ばないテレ東が、なぜ次々と大物を出演させられたのか。

「それこそ、テレ東が『攻めている』からですよ。中井がまさにそうでしたが、脚本を読んで『面白い!』と出演を了承するケースがほとんどだといいます。『やりたいことがやれるなら』と、ギャラのダンピングに応じる演者も意外に多いのだとか」(放送作家)

今回、『アノニマス』はネットやSNSでの誹謗中傷による殺人というタイムリーなテーマに取り組んでいる。

「『テラスハウス』(フジテレビ系)出演を巡って亡くなった、プロレスラーの木村花さんの事件がありましたから、どんな演出になるか注目していましたが……刑事役の香取が真犯人や黒幕を探し当てて検挙する昔ながらの刑事ドラマでちょっとガッカリでした。こちらのハードルが上がりすぎていたのかもしれないですが」(ライター・大山くまお氏)

と内容に関しては厳しい声も上がっているが、ドラマウォッチャーの北川昌弘氏は「いきなり連続ドラマに香取を持ってきただけで大金星」と絶賛する。

「最先端の犯罪にアナログ刑事が挑む構図は悪くないと思う。香取の相手役にホリプロ期待の若手女優、関水渚(22)を大抜擢しているのも野心的。香取自体を観たいファンも捕まえられているから、視聴率も悪くない」

『SMAP』が解散した’16年12月以降、Amazonプライムの『誰かが、見ている』を除けば、香取はドラマ出演自体がゼロ。「ネットテレビの次に自由なのがテレ東だということが証明された気がします」(大山氏)という状況だから、ファンには相当な飢餓感があったはずだ。

この作品の成否が「元SMAP3人の今後を左右する」というのは前出・プロデューサーである。

「評判良く終われば、次は上位4局――とくに日本テレビが香取らの起用に動くと見ています。日テレの制作現場には香取ら3人が所属する事務所社長の知己が相当数いるからです。日テレには今クールも『レッドアイズ 監視捜査班』で亀梨和也(34)が主演していますし、報道番組には櫻井翔(39)らが出続けていますから、ジャニーズ事務所も圧力をかけづらい」

ドラマの内容に負けじと、舞台裏もスリリングなのである。

『FRIDAY』2021年2月26日号より

  • 撮影近藤裕介

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