苦い復帰戦から大いなる復活へ! 高橋大輔“選手“ 自らとの闘い

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
高橋選手は他の選手とは別格扱いなのか、大会関係者・報道関係者用の駐車場へと車を乗り入れ、他の選手とは違う出入り口から会場入りした

「通常は入場無料の大会なのですが、今回は高橋選手が出場するとあって、有料になりました。しかも入場券は入手困難なため転売され、プラチナチケットになっていたようです。いまだ大ちゃん人気は衰えず、ですね」(スポーツ紙フィギュア担当記者)

2014年10月の引退表明(2014年10月)から丸4年、高橋大輔(関大KFSC)は、32歳で現役復帰を遂げた。彼がリスタートの第一戦に選んだのは「2018近畿フィギュアスケート選手権大会(近畿選手権)」。本誌は、全プログラムが終了した10月8日午後、高橋大輔選手自らが運転して会場を去るときの横顔をキャッチした(上写真)。運転席の窓を開けていたのは、彼なりのファンサービスかもしれない。ただ、演技で転倒し、今一つ得点が伸びなかったことが影響したのか、ファンの声援は控えめだった。

高橋選手は10月7日のショートプログラム(SP)では77.28点1位と好発進したものの、翌8日のフリースケーティング(FS)ではジャンプでの2度の転倒などが響き118.54点4位に沈んだ。総合点は195.82点で3位、苦い表彰台となった。

高橋のパーソナルベストは、SP:95.55点/NHK杯(13年)、FS:182.72点/世界国別対抗戦(12年)、総合:276.72点/世界国別対抗戦(12年)となっている。今シーズンから新ルールとなり採点基準が変わったため単純比較はできないが、全盛期には(当たり前だが)到底及ばない。

テレビ局のスポーツ番組担当者が語る。
「いきなりの大会で、ショートプログラムとはいえ、友野(一希)選手を上回って1位というのはかなりの収穫です。ただ、フリーには課題が多い。4分間を滑り切るまで体力が戻っていないし、ジャンプも3回転がやっとでしたね」

次戦は11月1日に始まる「西日本選手権」(日本ガイシスポーツプラザ・名古屋市総合体育館)。ここを勝ち抜けば、「全日本選手権」(12月21日開幕、東和薬品RACTABドーム(大阪府立門真スポーツセンター)の舞台が見えてくる――。

「実は高橋選手は、ジャパン・オープンで織田信成選手が非公認ながら高得点を出したことを意識していました。そのせいでやや力みすぎたようです。ただ、演技の質やキレはかなり取り戻してきています。復帰一戦目でここまでやれるのなら、調整次第では、年末には表彰台を狙えるんじゃないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)

12月の全日本選手権では、最終組に新旧のスーパースターが顔を揃えるという「夢の競演」が見られそうだ。

関係者と談笑する高橋選手 。高橋ファンは、4年ぶりに勝負のリンクに帰ってきた”大ちゃん”を一目見ようと試合会場(「尼崎スポーツの森」兵庫県尼崎市)に詰めかけた。高橋の姿を見つけると「大ちゃーん、頑張ってぇ」と比較的おとなしめな声援を送る。年齢層は30~40代が中心だが60~70代の方もチラホラ
  • 撮影菊地弘一

Photo Gallary2

share icon記事をシェアする

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事