コロナと天候不順で「MEGA BIG」が当選確率10倍の可能性 | FRIDAYデジタル

コロナと天候不順で「MEGA BIG」が当選確率10倍の可能性

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MEGA BIGはドイツのブンデスリーガが対象になることも。大雪や新型コロナの影響で、的中が格段に上がることも
MEGA BIGはドイツのブンデスリーガが対象になることも。大雪や新型コロナの影響で、的中が格段に上がることも

今、スポーツ振興くじ「MEGA BIG」(メガビッグ)の1等12億円の当せんが相次ぎ、注目の的だ。

「‘20年2月から『メガビッグ』の販売がスタートするも、待望の1等12億円の初当せんは昨年12月6日のことでした。理論上の1等当せん確率が『1677万7216分の1』と厳しい上に、キャリーオーバー(繰越金)が発生している時(通常の1等は最高で7億2円)と、ハードルが高いからです」(スポーツ紙記者)

国内で最も当せん確率が低いのが、年末ジャンボ(1等と前後賞合わせて10億円)で、1等の当せん確率は『2000万分の1』。メガビッグはそれに次ぐ低さにもかかわらず、昨年12月に初の1等12億円が1口当せんするや、1月には2口、2月にも1口と、急に頻発して人気を集めている。

そこには明確な理由があるのだ。宝くじアドバイザーの長利正弘氏が解説する。

「その理由の1つは『メガビッグ』や『ビッグ』などのサッカーくじには、攻略法とも言える購入の仕方があるからだと思います。決して難しいものではなく、サッカー好きのサッカーくじファンの間では常識のようなもので、対象試合の動向を見ておくだけです。

1月17日に1等12億円が2口も飛び出した『第1217回』と2月8日の『1221回』は、ともに対象試合の一部が中止になり、当せん確率がグッと上がっていたのです」

あらためて国内で最高の1等当せん額を誇る「メガビッグ」について説明すると、スポーツ振興くじ(サッカーくじ)の1つで、Jリーグなどの指定された12試合の勝敗ではなく、両チームの90分間での合計得点数を「1以下」「2」「3」「4以上」から、コンピューターがランダムに予想した結果を購入(一口300円)するものだ。

「当然ながら対象の試合数が減れば、当せん確率は上がりますよね。12試合中1試合が中止になるだけで、1等の当せん確率(理論値)は4の11乗の『419万4304分の1』となり、2試合中止であれば『104万8576分の1』までチャンスが広がります」(長利氏)

「ジャンボ宝くじ」や「ロト7」は、当せん確率が発売中に変わることはないが、「メガビッグ」などのサッカーくじは、対象試合の中止を想定している。2試合中止になれば、途端に的中確率が10倍以上に跳ね上がるということが「メガビッグ」の攻略ポイントのようだ。

「公式HPの『BIG』の種類の解説内で、『最低成立試合は8試合(4試合中止まで)』と明記されていますので、1等の当せん確率(理論値)が4の8乗の『6万5536分の1』なんてことになる可能性も」(長利氏)

昨年2月~3月には、新型コロナウイルスの影響で指定試合が延期になり購入代金の返還が起きたが、最近の中止理由を見ていくと、「第1214回」と「第1217回」の中止理由は、イングランドリーグの対象試合がそれぞれ1試合がコロナ感染によるものだった。

「ただ2試合が中止になった『第1221回』の対象試合はドイツのブンデスリーガで、こちらは悪天候によるものでした。屋外のスポーツだけに、日本でも天候や自然災害などの理由で中止になったケースがあります」(前出・スポーツ紙記者)

サッカーくじの場合、当せん金が販売総額や当せん口数によって変動するだけに、当せんの可能性がアップすれば、それはそれで配当ダウンは避けられない。

「確かに2試合中止の『第1221回』では4等(3個外し)から6等(5個外し)までの配当が300円でした。とはいえ、現在発売中の『第1223回』の1等に限れば、もともと32億円超のキャリーオーバーがあるうえに売上額(前回は約6億円)の35%が加算されるので、例え2、3試合中止になり、50人が1等当せんなんてことになっても、1口の当せん額は約7000万円にもなります」(長利氏)

試合中止の可能性だけでなく、キャリーオーバーの発生状況にも注意を払うことが、「メガビッグ」の攻略につながりそうだ。

「メガビッグの魅力の1つは手軽に購入できる点です。『BIG』マークが目印のくじ売り場だけではなく、コンビニでも買えるし、公式サイトや携帯サイトからも買えます。ただし発売の締め切り時間だけはしっかりと確認しましょう」(長利氏)

サッカーの知識がなくても、手軽に楽しめるメガビッグ。コロナ禍や大雪で中止の可能性が高まる冬季は、まさに一攫千金の狙い目なのだ。

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