ギャラ配分でトラブルに…!大原櫻子 ファミリービジネスの限界 | FRIDAYデジタル

ギャラ配分でトラブルに…!大原櫻子 ファミリービジネスの限界

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大原は両親・姉と都内の自宅で4人暮らし。現在は個人事務所の所属で、マネジメントは主に母親が行っている
大原は両親・姉と都内の自宅で4人暮らし。現在は個人事務所の所属で、マネジメントは主に母親が行っている

「今年1月、女優の森七菜(19)の事務所移籍騒動が話題になりました。前事務所とのトラブルの原因は、森の母親が事務所の方針に過剰な口出しをしたことだと言われています。ですが、芸能界には森の件よりも深刻な〝毒親問題〟が持ち上がっているんです」

テレビ局関係者が声を潜めてこう語るのは、女優で歌手の大原櫻子(25)と、その父親でナレーターの林田尚親氏(58)のことである。今、大原の父親である林田氏の言動が、芸能界、テレビ業界で密かに問題になっているというのだ。

大原は`13年、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のオーディションで約5000人の応募者の中からヒロインに選ばれ、ブレイクを果たした。歌手活動でも成功を収め、`14年には『第56回輝く!日本レコード大賞』新人賞を受賞している。

当時は女子中高生のカリスマとして人気を集めた彼女だが、実はここ最近、芸能関係者の間で「大原は使いづらい」との声が上がっているという。その理由について、彼女を知るキー局関係者が語る。

「大原を起用すると、父親の林田さんがギャラについて口出しをしてくるからです。ウチの局では林田さんと揉めて、大原のドラマキャスティングを見送ったことがあるんです。もう当分、ウチのドラマで彼女を使うことはないでしょう」

大原の父親である林田氏は、『ザ!世界仰天ニュース』『行列のできる法律相談所』『人生が変わる1分間の深イイ話』(いずれも日本テレビ系)などのナレーションを務める人気ナレーターだ。前出のキー局関係者が続ける。

「最初、大原は『藤賀事務所』というプロダクションに所属していました。『藤賀』での本人のギャラの取り分は2割ほどで、林田さんにはそれが不満だったようです。でも、2割というのはけっして少なすぎる数字ではないんです。

デビューしたばかりの女優には多くの投資をしなければいけませんし、もっと大手の事務所であれば、本人の取り分が1割ということもよくある。しかし、結局、林田さんは大原を『フジパシフィックミュージック』に移籍させることにしたのです」

『藤賀』としても、大原のような売れっ子を手放すことにはためらいがあった。だが、それ以上に林田氏に対応できるスタッフがいないことが大きかったという。

「『ナメんじゃねえ! 誰のおかげで食えてると思ってんだ!』というのが、彼がギャラ配分の交渉をするときの常套句でした。怒ると大声で怒鳴るもんだから、事務所スタッフたちは皆、震えあがっていたそうです」(林田氏を知る人物)

だが、林田氏は移籍先でもトラブルが絶えなかった。とある舞台関係者は語る。

「林田さんは初め、『フジパシ』の契約書に納得してサインをしたといいます。しかし、『フジパシ』のスタッフが仕事でミスをすると、『こんな仕事ぶりでこの契約内容とはどういうことだ!』と怒り出し、契約期間中にもかかわらず、契約内容を変えさせてギャラの取り分を増やしてしまったのだそうです。

精神的に参ってしまうスタッフも多く、担当マネージャーは少なくとも3回は替わっているはず。最終的に大原側がギャラの半分以上を受け取る契約になったのですが、林田さんの怒りは収まらず、大原は独立することに。当時、大原はお世話になった『フジパシ』を去ることに心を痛め、俳優仲間に『嫌だなあ……』と漏らしていました」

現在、大原は個人事務所で活動している。なぜ、林田氏はここまでギャラの配分にこだわるのか。

「娘の収入を当てにしているのだと思います。その証拠か、彼は大原を意地でも実家から出しません。彼女はもう25歳。一人暮らしもしたい年頃でしょうが、林田さんはそれを許さないんです。ほかにも、大原自身は女優活動をメインでやりたいという思いがあるのですが、林田さんは彼女に音楽活動を並行してやらせています。舞台に出ると稽古中は給料が入りませんが、音楽をやればCDやグッズの売り上げで儲けが出やすいですからね」(同前)

これらの証言について大原の所属事務所に質問状を送り確認したところ、代理人の弁護士を通じて以下のような返答があった。

――契約期間中にギャラ配分に関する条件を変更したのは事実か。

「『藤賀事務所』に所属していた際には、そのような事実はございません。『フジパシフィックミュージック』に所属していた際には、更新時に新たな対価の条件について合意した事実はございます。すなわち、純粋な意味での契約期間中に条件変更がなされたという事実はございません。上記2社との当初の契約にあたっては、(大原が)未成年であったため、当然、親権者の林田尚親氏が窓口となって協議を行っております」

林田氏が原因で大原のキー局ドラマ出演企画が頓挫した件については、「事実無根」との回答だった。

仮に娘のためを思っての行いだとしても、結果的に娘の仕事の足枷になっているのなら、林田氏はやり方を改めたほうがいいのではないだろうか。

2月中旬、大原の仕事に付き添う父親の林田氏。『ザ!世界仰天ニュース』など人気番組のナレーターを務める
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同日、オンラインライブの仕事を終えて車に乗り込む大原。父の林田氏のほか、母親らしき人物も同乗していた
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本誌未掲載カット 大原櫻子 ギャラ配分でトラブルに!父親の口出しで、所属事務所を転々
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『FRIDAY』2021年3月5日号より

  • PHOTO島 颯太

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