2300万再生!重盛さと美がラップ動画で発揮した「意外な才能」

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重盛さと美 30歳の誕生日を祝うファン一人ひとりに笑顔で神対応 (FRIDAY2018年9月21日号より)

最近、昔ほどはテレビで見かけなくなった芸能人が、実は別のフィールドで活躍していたというケースは、今や珍しくない。タレント重盛さと美もそのひとりだ。

重盛といえば、1996年から20年以上も続いた長寿バラエティ「めちゃ×2イケてるッ!」への出演が記憶に残っている人が多いだろう。2010年にレギュラーメンバーに抜擢、ナインティナインやよゐこをはじめ、めちゃイケメンバーからいじられまくる、愛すべきおバカタレントとして人気を博していた。

2018年春「めちゃイケ」が放送打ち切りになって以来、目覚ましい姿を見せることはなかった重盛だが、ここに来て新たな才能が開花し、再び注目を集めている。

きっかけとなったのは、新型コロナウイルス感染拡大により自粛生活を強いられた昨年5月、YouTubeに投稿した1本の動画。ジャカルタ出身のラッパー リッチ・ブライアンがはじめた、ジャパニーズヒップホップグループ「TERIYAKI BOYZ®」の楽曲「TOKYO DRIFT」をビートジャックするチャレンジ「TOKYO DRIFT FREESTYLE」に乗っかったもので、再生回数は2300万越え(2021年2月現在)と、異例の数字を叩き出している。

重盛以外にも、国内外のアーティストが動画を投稿しているが、発案者であるリッチ・ブライアンですら865万と、重盛の再生回数が異様に伸びているということがよく分かる。

「重盛さと美feat. 友達 TOKYO DRIFT FREESTYLE」

 

ヤッホー! 重盛さと美でーす そうですバカです こらこら言いすぎだよん ってかコロナよ長引きすぎだろ

華麗に韻を踏みながらはじまるこのMV、友人でありグラビアアイドルの希帆とのコラボ動画だが、リリックを書き下ろしたのは重盛本人。自粛生活に対する不満のほかに、料理が苦手なこと、希帆に彼氏がいないことなど、なんてことない日常を「TOKYO DRIFT」のビートに乗せ、見事に歌いきっている。

コメント欄には「センスの塊」「バカキャラやってるけど全然頭悪くないと思う」「自分の魅せ方を理解している人は強い」「このリズム感は天才的」など、重盛の才能を讃える声で埋め尽くされている。

重盛の“友達”希帆は、自身のYouTubeチャンネルで動画制作にまつわるこんなエピソードを公開している。

「あの動画は、4月27日にさっちゃんからきたLINEからはじまりました。『今さ! TOKYO DRIFTのフリースタイルが流行っとるんやけど、希帆ちゃんパート考えた。まだ入りだけやけど』と、ボイスメモが貼り付けられて。聴いたらめっちゃいいやん! って。その日の夜には、わたしのパートができあがっていたみたい。早すぎてびっくりしたんですよ。ラップを書いたことない人間が1日で書けるか! って。ボイスメモもまぁ完成度の高いものがあがってきて。この人やばいやつだなって!」

ラッパーとしての才能もさることながら、2300万回以上も再生される理由に、重盛の「可愛すぎる」ルックスもあげられる。「顔が好き」「可愛すぎて何度も見てしまう」と、ルックスに惹かれるコメントも多く、リリックにも「自分で言うけどこのベビFace 実は意外と大人なのです」とあるように、32歳と思えぬベビーフェイスがつい見たくて、繰り返しリピートしてしまうようだ。

また、キャップにだぼっとしたフーディ、セクシーなランジェリードレス、うさぎの着ぐるみ姿など、絶妙なカット割りで切り替わるヘアメイクや衣装でも楽しませてくれ、そのセルフプロデュース力の高さから見ても、重盛が「ただのおバカタレント」ではなかったことは、言うまでもない。

また、ラップ動画で知名度が爆あがりした希帆は、昨年10月に実家の貧乏暮らしをネタにした配信シングル「uchiseiuchi feat.友達」をリリース、作詞作曲ほか重盛がプロデュースを行っている(トラック制作はFuzzy Molly氏)。

今度は重盛が“友達“としてMVに客演。笑いのセンスあふれるリリックやドローンを使った撮影など、クリエイティブ能力に脱帽しながらも、互いの才能をリスペクトし、信頼しあうふたりの友情がこれでもかってほどに伝わってきて、心を持っていかれる。

希帆feat.友達(重盛さと美) / uchiseiuchi 【Official Video】

重盛は、はじめて希帆の実家を訪れたときのことをリリックでこんな風に綴っている。

“初めてお前の家見た時まじ爆笑 超えて感動からのまた爆笑 この武器あれば楽勝 入れば靴下終わり 危険なアトラクション みんなだってそう 完璧じゃないだからこそ 夢を見てられる この曲も書ける ずっとずっと側に居てあげる。だからやめな悲劇のヒロイン 一緒になろうスーパーヒーローに 泣きたくなる事もあるさ時に でも負けるなよくそ貧乏人”

「同情や哀れみは友情じゃないことを重盛さと美に教えてもらった」「人生が温められる歌。みじめだと思った過去を優しく包んでくれる」「二人の人徳含めてむっちゃ心打たれた。性格良い人って本当にみんなを幸せにしてくれると! だからこそ絶対後世まで残せ!」

と、コメント欄にもあるように、重盛が手がけるラップ動画の人気がここまで伸びるのは、クリエイターとしての才能や可愛すぎるルックスだけじゃない。肝となる部分に重盛の情の深さにあるのではないか。

でなければ、こんなリリックはどれだけ時間を費やしてもきっと書けないだろう。

  • 取材・文大森奈奈撮影長谷川聖(1枚目写真)

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