阪神キャンプ視察!「指導者・新庄剛志」誕生の行方 | FRIDAYデジタル

阪神キャンプ視察!「指導者・新庄剛志」誕生の行方

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
2月12日に阪神のキャンプを視察した新庄氏。指導者として意欲を見せている(画像:共同通信社)
2月12日に阪神のキャンプを視察した新庄氏。指導者として意欲を見せている(画像:共同通信社)

「チーム失策数が最多? 野手の動きを見て『やっぱり』と納得したね」

2月12日に阪神の沖縄・宜野湾キャンプを視察した新庄剛志氏(49)は、タイガーズの守備陣に対して苦言をていした。阪神のチーム失策数は、3年連続でリーグワースト。新庄氏が問題視したのが、自身も専門だった外野の野手がヒザに手をついて守っていたことだ。テニスの選手がサーブを待つ時のように、身体を揺らつかせ「遊び」を作らないと、瞬発的な対応ができないと指摘したという。

「メジャーでも活躍し、独自の野球理論を持つ新庄さんのアドバイスは的確です。インスタにアップした動画に捕球時のコツなどを披露していますが、フォロワーから『めちゃめちゃわかりやすい』『納得できた』と絶賛のコメントが数多く届いているんです。

派手な服装やパフォーマンスが目立ちますが、野球に対する態度は非常にマジメ。教え方も丁寧で、メジャーを目指す元独立リーグの選手などが弟子入りしています」(スポーツ紙担当記者)

新庄氏は、昨年12月に行われた12球団合同トライアウトに参加。残念ながら獲得に動く球団はなく、選手としては区切りをつけた。だが、野球への思いを断ち切ったワケではない。自身のようなスター選手を育てる夢を、抱き続けているようだ。2月15日付け日刊スポーツの取材では、こう語っている。

〈もう1度プロ野球選手になる夢は実現しませんでした。(中略)教えることに興味がないことはないです。今のところ監督のオファーはきていません。でもオーナーから「監督をやってほしい」と声がかかればやってみたい気持ちはあります〉

急浮上した最右翼チーム

教え方や的確なアドバイスで、指導者としての評判が上昇中の新庄氏。本人にもヤル気であれば、今後オファーする球団があるかもしれない。想定されるのが、古巣の日本ハムと阪神だろう。

「日ハムでは、いまだに新庄人気は高いですからね。昨年まで2年連続Bクラスと低迷するなど、観客動員も頭打ち。起爆剤として、新庄コーチの招聘は考えられると思います。阪神は矢野耀大監督の任期が、今季で終わります。今春のキャンプを視察し、新庄さんとのパイプも太くなった。次の監督しだいでは、『入閣』もありうるでしょう」(同前)

だが、獲得が予想される最右翼は古巣2球団ではない。可能性がもっとも高いのは、パ・リーグの意外なチームだ。

「オリックスですよ。福良淳一GMは新庄さんが日ハムに在籍していた期間、一軍コーチや二軍監督を歴任。中嶋聡監督も同時期、選手や兼任コーチとして新庄さんと交流がありました。2人とも新庄さんの魅力を十分理解しています。過去には巨人を戦力外になった清原和博氏を獲得し、春のキャンプにファンが大挙した例もある。集客のためにも、動く可能性は十分あります。

新庄さん自身も、『パ・リーグならオリックスに入ってほしいという声が多い』と周囲に話しているそうです。まずは今オフのキャンプで臨時コーチとして招聘し、来季正式に入閣という流れが考えられます」(球団関係者)

引退しても、新庄氏には花がある。指導者になれば、ファンが球場につめかけ、プロ野球を改革してくれるハズだ。新庄監督! 待っています。

  • 写真共同通信社

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事