オリンピックも見えた…!池江璃花子「驚異の回復」の理由 | FRIDAYデジタル

オリンピックも見えた…!池江璃花子「驚異の回復」の理由

入院生活で体重は10 ㎏以上落ち、「競技復活」からまだ半年 筋力を取り戻せば、さらに速くなる!

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「アスリートとして狙っているところはみんな一緒だと思う」 

東京都OPEN2日目(2月21日)、予選前の練習で池江は穏やかな笑顔を見せた。腕は3年前に比べると二回りほど細い印象を受ける

競泳・東京都OPENを終えた池江璃花子(20)は東京五輪出場への想いをそう口にした。彼女は根拠のない発言はしないタイプだ。白血病と闘い、10ヵ月に及ぶ入院生活を乗り越えて、昨年8月に競技に復帰。これまでは’24年の「パリ五輪に出たい」という大目標を掲げていた。

それが、東京都OPENでは100mバタフライで3位、50mバタフライで優勝し、周囲も驚く好タイムを連発したことで、日本の絶対エースは自信を取り戻した。

背中の力強い筋肉がそれを裏付ける。

なぜ池江は競技に戻ってわずか半年でここまで回復できたのか。スポーツライターの矢内由美子氏はこう言う。

「努力はもちろんですが、水を巧みに捉える泳ぎのセンスを池江選手は失っていなかった。また、肩の可動域が広いままで、休養期間後も鈍っていない。関節の柔軟性は天性のもの。凄い身体の持ち主だと思います」

いまだ治療中であり、免疫力に不安が残る池江は、コロナ禍もあって、がむしゃらにトレーニングをすることはできない。無理をせず、慎重に練習メニューに取り組む日々だという。

「トップ選手は、午前と午後で一日2回の練習時間を取ることが多いですが、池江選手は一日1回だと聞いています。練習時間が限られているのに、ここまで成果を上げるのは凄いこと。体重は最大で15キロも減ったそうですが、それもかなり戻ってきている。とくに上半身の筋力は着実に戻りつつあるように見えます」(矢内氏)

4月3日から始まる日本選手権に出場することを池江は明言。同大会は東京五輪選考会を兼ねている。

「現実的には、池江が個人種目でそれぞれ2枚しかない東京五輪への切符を得ることは難しいかもしれない。ただ、4×100mの自由形のリレー種目なら十分に可能性があります」(スポーツ紙担当記者)

ミュンヘン五輪100メートル平泳ぎ金メダリストで医療創生大学副学長・田口信のぶ教たか氏はこうエールを送る。

「泳ぎ自体にはまったく問題がない。船と一緒で体重が軽くなったことで、速く進めるようになったとも言えます。これに少しずつでも筋肉や持久力がついてくれば、日本選手権で優勝することも考えられる。五輪まであと5ヵ月弱。それまでにはもっと速くなると思います」

池江の進化は予測不可能だ―。

女子50mバタフライの予選に挑む池江。背中の筋力は回復しつつあるようだ。肩の広い可動域が彼女の武器だ
50mバタフライでは2位に1秒17差を付けて圧勝。100mバタフライでも日本選手権参加標準記録を突破した

『FRIDAY』2021年3月12日号より

  • 写真時事、共同

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