サンリオファン羨望 新浜レオンのオリキャラ「れおすけ」誕生秘話 | FRIDAYデジタル

サンリオファン羨望 新浜レオンのオリキャラ「れおすけ」誕生秘話

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「サンリオワールド ギンザ」で”れおすけ”と共演する新浜レオン(‘19年)🄫2021 SANRIO CO.LTD.
「サンリオワールド ギンザ」で”れおすけ”と共演する新浜レオン(‘19年)🄫2021 SANRIO CO.LTD.

 

3月1日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で報じられるなど、”演歌第7世代”として注目を浴びる歌謡歌手の新浜レオン。デビュー2年目となる彼が、歌以外の“ひょん”なことから話題になっている。

年に1度行われる人気投票『サンリオキャラクター大賞』に、彼のオリジナルキャラクターである“れおすけ”がノミネートされたのだ。

数あるサンリオのキャラクターの中から投票対象に選出されるのは、人気のある80体キャラクターのみ。ファンから総選挙で順位が付けられるのだが、ここにノミネートされるだけでも、かなりのハードルだ。

ちなみに昨年は「シナモロール」が138万票あまりを集め、1位に輝いている。世界中で人気を誇るサンリオだけに、票は全世界から集まるという。

そんな“れおすけ”の生みの親ともいえる新浜は、‘19年5月1日という令和初日に『離さない 離さない』でデビュー。オリコン演歌歌謡ランキング1位を獲得し、同年には日本レコード大賞新人賞を受賞するなど、人気、実力ともに歌謡界に旋風を巻き起こしている。

そんな彼のデビューと同じ年に、“れおすけ”も誕生。“歌謡歌手とサンリオ”とは、意外過ぎる組み合わせに思えるが、新浜も驚きの連続だったようだ。

「元々、僕はシナモロールなどのサンリオキャラクターが大好きだったんです。ですので、僕のオリジナルキャラクターである“れおすけ”がサンリオさんから誕生することが正式に決まったときは、思わず“やったー!”って叫んでしまいました。こんなことは、サンリオファンにとっては、夢のまた夢の出来事ですよ」

高校生までバリバリの野球部だった新浜。身長180センチの屈強な体格からは想像できないサンリオマニアというのも、女性ファンのハートを鷲づかみにする所以だろう。

有名人のサンリオキャラクターといえば、「X JAPAN」YOSHIKIを模した“YOSHIKITTY”や、ウイッシュミーメルの友達という設定で、倉木麻衣のキャラ“マイマイ”など、芸能人と関わりのあるキャラクターは数体だが存在する。それらは既存キャラと縁のあるものだが、新浜の“れおすけ”のように、彼のためにオリジナルとして1からストーリーを作り上げたキャラクターというのは、サンリオの長い歴史を振り返っても珍しいという。

「シナモロール」を作ったことでも知られ、“れおすけ”をデザインしたサンリオの奥村心雪氏は、

「『れおすけ』は、元は小さなクマのぬいぐるみでお星様に願いを叶えてもらってライオンになれた、というストーリーがあるのですが顔のパーツや手足のつくりはクマのぬいぐるみの時のままにしてあります。

しっぽもよく見ると、ボタンで留まっています。本人はライオンのつもりだけど、ウィッグを被ったぬいぐるみにしか見えない、そんな微笑ましさがポイントです」

と、誕生秘話を明かしくれた。

クマのぬいぐるみが、新浜“レオ”ンに憧れてライオンになるという可愛さ満点のストーリー。しかも、たてがみはウィッグで、それが取れるキャラクターというのも、サンリオの中では珍しい存在だ。

「恐らくサンリオさんは、日本の文化や伝統などを世界に発信するという目的のため、歌謡曲&演歌を歌う僕をキャラクターに選んで下さったんだと思います。今はコロナ禍で閉塞的な世の中ですが、“れおすけ”と共に、歌を通して日本だけでなく世界中の方々を励ましたり、癒すことができる存在になれればいいなと思っています」(新浜)

サンリオファンにとってはまさに憧れとも言える、自身のオリジナルキャラクターを持つ新浜レオン。“れおすけ”と共に魅せるステージから、目が離せそうにない――。

タレントのために、1からオリジナルのキャラクターを作り出すのは、サンリオにとっても珍しいこと…
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”れおすけ”だけでなく、シナモロールと共演したことも
”れおすけ”だけでなく、シナモロールと共演したことも
関係者が一堂に集う「サンリオ・エクスポ」で、”れおすけ”と一緒にステージを盛り上げた新浜(‘20年)
関係者が一堂に集う「サンリオ・エクスポ」で、”れおすけ”と一緒にステージを盛り上げた新浜(‘20年)
サンリオ・エクスポのステージに、タレントが立つことは非常に珍しいことだとか…
サンリオ・エクスポのステージに、タレントが立つことは非常に珍しいことだとか…
  • 取材・文荒木田 範文(FRIDAYデジタル芸能デスク)

    ‘75年埼玉県出身。夕刊紙、女性週刊誌の記者、編集者を経て現職。テレビやラジオにも出演中

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