デビュー20年!遅咲きの松本まりかが「ブレイクして思うこと」 | FRIDAYデジタル

デビュー20年!遅咲きの松本まりかが「ブレイクして思うこと」

4月から始まるドラマ『最高のオバハン 中島ハルコ』でパッとしないアラフォーを好演!

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
松本まりか(撮影:撮影:富田恭透)

「あざとかわいい」「セクシー」の代表格といえば、今や松本まりかだろう。
2000年に、NHKドラマ愛の詩『六番目の小夜子』でデビュー後、数々のドラマや映画に出演するも、なかなか日の目を見ることがなかった松本。

しかしそんな不遇の時代に着実に実力をつけた彼女は『ホリデイラブ』(2018年放送)で男性を翻弄する、まさに「あざとい」演技で世間から注目を浴び、大ブレイク。その後、次々とドラマやバラエティに出演し、一度ハマると抜け出せない、まさに魔性の女性としての魅力をだだ漏れにして、見る人を引きつけてきた。

そんな彼女が4月10日(土)から放送となるオトナの土ドラ『最高のオバハン 中島ハルコ』(毎土/23:40〜/東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)に出演。アラフォーの菊池いづみを演じる。進展が一切ない10年ものの腐りかけた不倫に悩み、弱小出版社で仕事もぱっとしないいづみという役は、私たち視聴者が松本に期待する男女問わず人を惑わすキャラクターとは正反対の、自分の幸せに対して少々諦めモードのパッとしない女性だ。

「いづみさんは大地真央さん演じる主人公のハルコさんと出会い、その毒舌でありながらも愛のある言葉に救われて彼女の世界が変わっていくのですが、私にとってもこの作品はそういう存在でした。

現場に入った当初、忙しくて気持ちが追いつかないところがあったのですが、主演の大地さんとお話しをしたり、素敵な差し入れをさりげなくくださる心遣いがとても嬉しかったのを覚えています。それに、現場のスタッフさんがとても面白い方ばかりで、皆さんに救われて、気がついたらいつの間にか笑顔になっていた幸せな現場でした」

とにかく彼女の顔を見ない日がないほど、昨年からずっとメディアに出続けているだけに、“気持ちが追いつかなかった”という言葉は心からのものなのだろう。

「昨年後半は本当に忙しくて、何かを考える暇もありませんでした。気持ちと体がバラバラに動いているような感覚になることも正直ありましたけれど、でも同時に幸せな時間でした。だって私は、人に求められて、忙しくお仕事ができることをずっと望んでいましたから。

ある時まで私は“ここにいない人”のように扱われたり、それによって“自分の存在ってなんだろう”と悩むことが多い日々を過ごしてきました。だからどんなに忙しくてもお仕事のオファーをいただけて、人に自分の存在を知ってもらえるだけで本当に幸せなんです」

松本まりか(撮影:撮影:富田恭透)

今回演じるいづみは、仕事も女性としても、ライフステージが変わり、世間からも恋愛や結婚について、ちらりと尋ねられることが多くなるアラフォー。自分と同年代のキャラクターを演じることで、自身の恋愛や結婚観に変化はあったのだろうか?

「今は恋愛や結婚のことを考える余地は一切ないです。もちろんいつかは恋愛もして結婚もできればいいなと思います。でも、今の私にはほかにやらなくちゃいけないことがあるんです。渇望していたお仕事にこれだけ携われるようになったからこそ、今はとにかく仕事をしたい。仕事をがんばった先にいつかご褒美のような恋愛に出会えれば嬉しいです」

立て続けにドラマに出演し、雑誌の表紙を飾り、写真集も大ヒットした2020年。バラエティやインスタのちょっとしたコメントもニュースになる程注目をされている彼女が、“もう結婚してもいい年齢だけど、仕事の方が大切だからまだ恋愛はしない”というほどストイックだとは想像もしていなかった。

「女優としては、仕事も恋愛もきらびやかな私だけを見てもらえばいいのかもしれません。でも私は、“作られたものだけに乗らない”という枷を自分に負わせることで、浮世離れしたこの世界でも地に足をつけて歩いていけると思っています。そうやって泥臭い道を歩いて、芸能の仕事を続けて昨年で20年になり、いまやっと私の中で区切りがつきました。21年目の今年はこれまでの自分の価値観を疑って、壊していきたい。セクシーも、あざといも、すべて受け止めた上で、自分が知らない自分を見つけて、また皆さんに楽しんでもらえたらいいですね」

いつも彼女の写真を見ると、「泣いているような人だ」という印象があった。それは、あざとさを演出する上での表情なのだろうとずっと思っていた。でも、本当は違うのかもしれない。彼女がいうところの“泥臭い道”をいまでも必死でもがきながら歩いている、そんな彼女の真っ直ぐさが滲んでしまっているからこそ泣いているように見えるのかもしれない。そしてだからこそ私たちは松本まりかにどうしようもなく惹かれてしまうのだろう。

松本まりか(撮影:撮影:富田恭透)

松本まりか(まつもと まりか)
女優。2000年ドラマ『六番目の小夜子』でデビュー。2018年『ホリデイラブ』での演技で注目される。近年は『竜の道 二つの顔の復讐者』(関西テレビ系)、『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)、『先生を消す方程式。』(テレビ朝日系)、「教場Ⅱ」(フジテレビ系)など話題作に出演が相次いだ。今後の作品に『最高のオバハン 中島ハルコ』(東海テレビ系)が4月10日~、連続ドラマ初主演となる『向こうの果て』(WOWOW)が5月14日〜放送予定。

松本まりか(撮影:撮影:富田恭透)
松本まりか(撮影:撮影:富田恭透)
松本まりか(撮影:撮影:富田恭透)
松本まりか(撮影:撮影:富田恭透)
松本まりか(撮影:撮影:富田恭透)
撮影:富田恭透
取材・文:知野美紀子
構成:SUPER MIX

Photo Gallary8

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事