現在、執行猶予中の清水良太郎 パチンコだけは止められない
更生から芸能界復帰ははるか遠く
引っ越しバイトで汗を流したと思ったら、パチンコ屋へ直行
9月下旬の平日昼過ぎ、都内のパチンコ屋に、ヤンキー風の男が姿を現した。男はパチンコ台の前に座ってふんぞり返ると、足を組み、電子タバコをふかしながら右手でレバーを握る。ふてぶてしい態度で玉を弾くこの男は、モノマネタレント・清水アキラ(64)の三男で、元タレントの清水良太郎(30)だ。
3時間後、良太郎の背後には山盛りのパチンコ玉が8箱積まれていた。現金にすると5万円ほど。上機嫌の彼は、「お前、今どこ? 当たっちゃってよ〜」と電話で知人を呼び出すと、今度はその知人と並んで玉を打ち始める。結局、彼は5時間近くもパチンコに興じていた。
良太郎といえば、本誌が’17年に闇カジノ通いを報じたギャンブル好き。同年10月には覚醒剤使用で逮捕され、父・アキラの芸能事務所『清水エイジェンシー』も解雇されている。その2ヵ月後、懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受け、現在は”禊(みそぎ)”の日々を過ごしている。
「実は、現在彼は引っ越し屋でアルバイトをしているんです。朝7時過ぎには家を出るなど、仕事はマジメにやっているようですが、パチンコだけは止(や)められない。仕事が終わるとしょっちゅうパチンコ屋に直行しています」(良太郎の知人)
さらに彼の人生の転落っぷりを物語るのが、知人との借金トラブルだ。
「良太郎は、多額の借金を抱えており、いまだに返していないのです。私の友人は、彼がパチンコで負けるたびに『頼む! カネ貸して』とせびられ、計800万円ほど貸すハメに。良太郎は『月3万円ずつ返すから』と言っていましたが、友人は一度も返してもらったことはないそうです。ほかにもカネを貸している人は複数人いて、借金は計2000万円を超えています。彼が闇カジノにハマっていたときも、1000万円以上の借金をしていましたし、まったく反省の色が見えませんね」(良太郎の別の知人)
パチンコ通いと借金にまみれ、執行猶予中とは思えない良太郎。今の生活を続ける限り、芸能界復帰は不可能だろう。
撮影:原一平、庄司新太郎(3枚目)