菅野美穂、深キョン、木村拓哉…芸能人「夜のお散歩」のひととき
昨年の『新語・流行語大賞』に劇中のセリフ「倍返し」がノミネートされるなど、20年を代表するドラマとなった堺雅人(47)主演の『半沢直樹』(TBS系)。今年は堺に代わって、妻の菅野美穂(43)が大活躍している。
「1月に始まったドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)で、久々の連ドラ主演を務めました。視聴率も初回10.3%と2ケタ発進。北川悦吏子氏が脚本を手掛けるコメディで、菅野はオタク女子の娘を持つ恋愛小説家という役柄を演じました。北川氏の自信作で、長年、北川作品への出演を切望していた菅野もとても張り切っていましたよ」(芸能プロ関係者)
その菅野を見かけたのは、昨年11月の夜8時過ぎ。カーディガンとロングスカート姿の菅野は、一昨年出産した長女を抱っこしてコンビニへ。多忙の中、サッと買い物を済ませて帰宅したのだった。
『FRIDAY』は、夜の街を歩く芸能人をたびたび目撃してきた。日中は人目があるので警戒しがちな有名人も、夜は少しだけ開放的。気ままに飲みに行ったり、愛犬と散歩したり……。テレビでは見られない意外な一面が垣間見える、俳優やアーティストたちの夜の秘蔵写真だーー。
芸能人大集結の豪華パーティ

18年3月、革ジャン姿の男が細身の美女を伴って夜の住宅街を歩いている。向かったのは、数多くの芸能人が足繁く通う渋谷区内の隠れ家バー。店内に入っていったのは、木村拓哉(48)と工藤静香(50)夫妻だ。
「このバーの女性オーナーは、芸能界に顔が広く、昔から有名人の顧客が多い。かつて宮沢りえと中田英寿のキス写真が出回ったことがありましたが、二人ともここの常連客で、写真も店内で撮られたものだと聞きました」(芸能プロ関係者)
そのヒデも、キムタク&静香夫妻と同時刻に入店。この日は店のパーティだったため、普段にも増して多くの芸能人が集った。長瀬智也、亀梨和也、松田龍平、山田孝之、久保田利伸、荒川良々、『MAX』のLINAとREINA……など超豪華な面々が続々と訪れた。
同店で知り合い仲良くなる芸能人も多いそうだが、この日も芸能人たちは夜の交流を大いに楽しんだことだろう。
モフモフ犬とRUN!
その数、1、2……4つ。夜の街灯に照らされ、ようやく正体が「モフモフとした巨大な犬」だと判明する。リードを持つのは、ダウンコートとネックウォーマーで防寒対策バッチリな『B‘z』のヴォーカル・稲葉浩志(56)だ。
目撃したのは、今年2月。稲葉のすぐ後ろに、やはりダウンコート姿の美女が続く。『Liar! Liar!』と『さまよえる蒼い弾丸』のリリースの合間、’97年冬に結婚して以来、数えきれない喜怒哀楽をともにしてきた妻だろう。細腕で懸命にリードを2本、握っている。
「稲葉さんは、ワンちゃんたちの散歩を欠かしません。どれだけ忙しかろうが、必ず散歩させる。ツアーで地方に出かけているときは、奥様が何回かに分けて散歩するという徹底ぶり。シモの世話も完璧。稲葉さんが肩からかけているバッグにはエチケット袋が入っているんです」(近隣住民)
何事にも完璧なロックスター。それが稲葉である。「ルーティンを守ること」が彼の信条なのだ。
「デビューから約30年が過ぎ、還暦も見えてきました。年を重ねると、高音が出なくなったり、フルコーラス歌わず誤魔化すアーティストが少なくない中、稲葉のステージはいまもド迫力。トップを走り続けられるのは、歌うための鍛錬を欠かさないからです。『パワーブリーズ』という器具を使った肺活量と声量のトレーニングは圧巻ですよ。20代の若者でも満足に吸えないのに、負荷マックスで何十回もこなしますから」(レコード会社幹部)
ダウンコートからのぞく稲葉の脚は引き締まっており、鍛錬の成果が出ていた。ちなみにこのモフモフ犬は『オーストラリアン・ラブラドゥードル』という犬種で、抜け毛も臭いも少なく、人体に優しいという。繊細な歌手にはピッタリだ。
夜風のイタズラ……

その瞬間が訪れたのは、18年9月の夜7時前だった。華やかな女性たちが通りを行き交う夜の東京・六本木。スーパーから出てきたのは、サングラス姿の深田恭子(38)だ。ショッピングを済ませた後なのだろう。両手に買い物袋をさげ、路上で待機していた送迎車へ向かう。
その時、夜風がピューと吹き、深キョン、一瞬慌てたのだった。
ちなみにこのワンピースは、シンプルなデザインに加え、大胆に開いたサイドスリットもある。こんなカジュアルな服でも、深キョンが着こなせばたちまちゴージャスに見えてしまうのは、彼女だからこそなせる技なのだろうーー。
夜の街を歩きながら、様々な表情を見せてくれる有名人たち。昼間とは違うリラックスした表情に、どこか癒される。









撮影:足立百合 坂口靖子 島 颯太 立原笑美 高塚一郎 西 圭介 堀田 咲 山田宏次郎