三陸の業者が悲痛告白「タコと同じくらい売り上げも真っ赤です」 | FRIDAYデジタル

三陸の業者が悲痛告白「タコと同じくらい売り上げも真っ赤です」

コロナ禍の影響はこんなところにも 「明石」に並ぶ人気ブランドなのに大量に余り中……

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タコ加工業『佐々菊』の佐々木社長(中央)。三陸ダコを40年出荷してきた。コロナ収束を祈ってタコをゆで続ける

「うちは年間約150トンのマダコを仕入れますが、コロナ禍によって半分近くが余っています。このままじゃタコと同じく売り上げは真っ赤ですよ……」

そうボヤくのは、岩手県宮古市のタコ加工業『佐々菊』の佐々木政一社長(72)である。

新型コロナウイルスの感染拡大により、全国の漁師や海産業者が悲鳴を上げている。飲食店の営業自粛にともない、豊洲などの市場が仕入れを激減。それにより、せっかく取れた海産物が大量に余ってしまうという状況が生まれているのだ。

「明石のマダコ」と並ぶブランドである三陸のタコもその一つ。

「’11年の東日本大震災後、津波の影響なのか海底の様子も変わってタコも水揚げが少なくなった。それが段々と持ち直してきたところに、今度はコロナです。うちの目の前の海はアワビやウニの名産地です。それをエサにするうちのタコが不味いワケがないんですが」(同前)

ネット販売など、佐々木社長は豊洲を通さない売り方も模索中。「とにかく、余っているという現状を知ってほしい」と語気を強める。消費者側も、コロナ禍ならではの買い物様式に変化していく必要があるのかもしれない。

『FRIDAY』2021年3月19日号より

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