【フォトルポ】夜明け前の東京を襲った、史上最強暴風雨のつめ跡

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強風で土台ごと転倒した練馬区の自動販売機。軽自動車の窓ガラスを割り、窓のフレームもひん曲げている

9月30日深夜、最大瞬間風速45.6mという史上最強の暴風雨が東京を襲った。

「帰宅途中に台風に襲われました。強風に車体を揺さぶられとても運転できない。停車して風雨が過ぎるのを待ち、なんとかやり過ごしました。道路は折れた木やゴミが散乱しており、酷い状況でした」(深夜に停電が発生した練馬区の住民)

コインパーキング脇では、自動販売機が転倒し、軽自動車を破壊している。この自動販売機は本体重量240kg。土台や中身も合わせると総重量は500kgを超える。いったいどれほどのパワーなのか。

JR四ツ谷駅では、樹木が倒れ、完全に線路を遮断。東京駅では、新幹線を含むJR全線が運休し、100人近くの帰宅難民が、疲れ切った様子で固い床の上に寝そべっている。夜が明け台風が過ぎ去っても、各線は大幅な遅延が発生。首都は「機能停止」に追いやられた。

今回は深夜に直撃したので、人的被害は少なかったが、あの暴風雨が人々の活動時間を直撃したら何が起きたか。そして、次なる巨大台風25号が、すでに日本列島に襲いかかろうとしている……。

「台風25号の中心気圧は935hPa、最大風速は50mと、今回以上に危険な台風です。南寄りの進路になれば、10月6〜8日にかけて東京や大阪を襲う可能性が高い(10月3日現在)。今回のように都市部で最大瞬間風速45mに達すると、樹木や電柱までもが倒れてしまう。外出は絶対に控えてください」(気象予報士の森朗氏)

殺人台風の脅威はまだ続く。

運行不能になったJR四ツ谷駅。倒れた樹木の撤去に6時間以上かかった

深夜の東京駅。通路で雨漏りが発生し、寝ていた人は移動を余儀なくされた

撮影:結束武郎

写真:時事通信

Photo Gallary3

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