ラスト陰陽師・橋本京明が原田龍二と語る「日本の仙人のこと」

ミステリーチェイサー原田龍二の「奇怪倶楽部」file.028

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陰陽師・橋本京明(左)と原田龍二(撮影:早川達也)

日本のみならず、世界各国の心霊現象・未確認物体を追い求めてきた原田龍二。そんな彼が今、一番会いたい人と公言するのが橋本京明だ。最後の陰陽師として強力な霊視の力を持って人々を幸せに導く彼が、ミステリーチェイサー原田龍二と語り合う。

原田「現在、テレビやYouTubeで橋本さんの霊視の能力を拝見することができますが、同じような力を持っている人はいるのでしょうか?」

橋本「同じ程度の力を持っている方に僕はお会いしたことありませんが、願いを叶えてくれる人がいるという噂は聞いたことがあります」

原田「そんな人がいるのですか?」

橋本「日本には実は二人だけ仙人がいるんです。そのうちの一人はつい最近まで新宿の中央公園にいたらしく、彼が書くお札にはすごい力があるといわれています。ある人が彼に“宝くじを当てたい”とお願いしたところお札を書いてくれたそうなんです。そしてそのお札を持って300円分だけ宝くじを買ったところ3億円当たったらしいです。

しかし、そういった泡銭だったからなのか、1年ですっかり使い切ってしまい、また次の機会に仙人のところに行って“もう一度お札を書いて欲しい”と頼んだところ、お札に加えて600円もくれて、その600円とお札を持って宝くじを買ったところ、今度は6億当たったと聞きました」

原田「そんなすごいパワーを持った人がいるんですね。ちなみに今もその方は新宿にいるのですか?」

橋本「今はどうなのでしょう? 僕も実際にお会いしたわけではないのでなんともいえません。ただ、もう一人の仙人は九州にいると聞いています」

原田「その仙人といわれる人は、例えば比叡山の大阿闍梨のような存在なのでしょうか?」

橋本「そうではないでしょう。元から何かしらの力を持っていた人だと思います」

原田「コロナウイルスの蔓延やそこから起こる不況、そしてオリンピックは開催されるのか……不安なことばかりが起きている今だからこそ、そういう方たちにぜひ力を貸して欲しいです」

原田龍二(撮影:早川達也)

橋本「2012年5月21日に金環日食があったのですが、ここから月の時代に入り、あまり良くないことが起きはじめるといわれました。この状況に対応すべく、天照大御神の荒御魂を祀っている、愛知県の熱田神宮の境内にある一之御前神社は一般開放されました。荒御魂とは神様の荒々しい一面、例えば天変地異を起こしたりするような力を宿しているといわれていますが、一方でその力は勇ましさも表し、非常に強いパワーを持っています。

実は一之御前神社は2012年までは一切人が立ち入ることができない禁足地で、とても神聖な場所でした。そこを一般客の参拝も許したということは、やはり大きな意味、つまり世界にパワーをもたらすなにかが必要になる時代に入ったと思われます。力のある人だけではなく、力を持っている神社やお寺の助けも必要だったのでしょう」

原田「では、お参りに頻繁に行くということは力を授けてもらえる、つまり、願いを叶えてもらえると理解していいのでしょうか? 僕は時間があると自宅近所をランニングしていて、そのルートに氏神様があり毎回お参りしているのですが、この行為は幸運に繋がるんですか?」

橋本「お願いを叶えてもらうために神社やお寺に行く方は非常に多いと思います。でも僕の考えとしては、“お願いには同等の対価が必要”だと思っています。それは決してお賽銭の金額というわけではなく、原田さんのように何度も足を運ぶとかいうことでもいいんです。

でも、実は私が鑑定をしている方たちの中には神社に何度もお参りをしているうちに神の声が聞こえるようになったという方が複数います。不思議なことに彼らは共通して神の声が聞こえた後に、自らの財産をすべて投げ出し、山に籠ってしまいます。その姿を見ると、正直、神の声が聞こえることが幸せなのかどうか僕にはわかりません……」

原田「普段生活をしている中で霊が見えてしまうということでは、橋本さんも多くの苦労を背負っていらっしゃると思います。ちなみにですが、今、僕の周りには霊が見えますか?」

橋本「……そうですね。原田さんの左肩後ろに50〜60歳くらいの男性が立っています」

原田「え? 誰かついているんですか!?」

橋本「誰でしょう。少し話を聞いてみますね。……リンゴはいらない? 温かいものがほしい? 彼は原田さんに伝えたいこととして、りんごやバナナはいらないから温かい食べものがほしいと話しています。親族の方でしょうか。サスペンダーにシルクハットのような帽子を被り、丸メガネをかけています。顔が濃い方で眉が繋がって見えますね」

陰陽師・橋本京明(撮影:早川達也)

原田「その格好からすると、もしかした僕の父方のおじいさんかもしれません。昔、親族が造園業を営んでいて、彼らを写した写真が残っていたのですが、その当時の人としてはとてもおしゃれな格好をしていて、帽子こそ被っていませんでしたが、まさに今聞いたようなファッションでした。しかしリンゴとはなんでしょう?」

橋本「どうやらお供えの果物に飽きてしまったようです。おいなりさんとアジフライ、豆餅が食べたいといっています。あと、本がお好きなようで、本もお供えしてほしいそうです。あと、タバコ。セブンスターか、わかばを希望しています」

原田「あぁ、それは父方の祖父ですね。ただ、祖父は缶入りのピースを吸っていた記憶があるのですが……。お墓参りにはよく行くのですが、タバコは危ないので火をつけずにお供えしているからタバコが欲しいといっているのかもしれませんね」

橋本「今まで通りお墓参りはよくしてあげてください。それからお家にお仏壇があるようでしたらそこも綺麗にすると喜んでくれます。そういえば神社とお寺のお参りの方法を間違っている方が多いのですが、正しいお参り方法を知っていますか?」

原田「深く考えたことはありませんでした。神社では手を2回打つということくらいしか知りません」

橋本「まず、合掌は掌同士をつけて親指の付け根を胸元につけます。そして指先は喉仏につけてください。これが正しい合掌です。そして神社には左足から、お寺は右足から入ります。また陰陽道では、神社では白いお金(百円玉など)、お寺では赤いお金(十円玉など)を入れるのが作法です」

原田「お賽銭のお金の種類が違うことまでは知りませんでした」

橋本「神社のお賽銭箱の上にある鈴から長い紐が垂れていると思いますが、あれは男性器を表しています。だから精液を表す白いお金を入れるのです。一方でお寺では神社の鈴の代わりに鰐口という仏具がお賽銭箱の上にあると思います。

あれは下から見ると女性器のように見えるのです。ですから女性の月経の意味もあり、赤いお金をいれるのです。それぞれに正しい作法があり、それを知った上でぜひ神様やご先祖様に会いに行ってください。……あ、原田さん、もうひとつだけ霊が伝えたいことがあるそうです」

原田「なんでしょうか?」

橋本「左足に気をつけて、といっています。それから……悪さをしないように、と(笑)」

原田「あぁ(苦笑)。よく見てくれているんですね。作法を守った上で、温かいお供物を持って早速お参りに行ってきます」

陰陽師・橋本京明(撮影:早川達也)

●橋本京明(はしもときょうめい)
幼少期のころから念視・予知をすることができ、8歳から四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲等数々の占いを学び始める。 2007年瀬戸内寂聴氏に陰陽師を名乗ることをすすめられ、今では現代最後の陰陽師と呼ばれ多くの人を幸運に導いている。

原田龍二(撮影:早川達也)

●原田龍二(はらだりゅうじ)
1970年生まれ。数多くのドラマやバラエティで活躍。一方で芸能界きってのミステリー好きとして認識されており、近著に世界中のUMA(未確認動物)を紹介する『ミステリーチェイサー原田龍二の謎のいきものUMA大図鑑』がある。現在、「5時に夢中!」(MX)で金曜日のMCを務める。現在、YouTubeチャンネル「ニンゲンTV」を配信中!

陰陽師・橋本京明(左)と原田龍二(撮影:早川達也)

撮影:早川達也
取材・文:知野美紀子
構成:SUPER MIX

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