大坂なおみ プレイも私生活も謙虚 意外と質素なフロリダの自宅 | FRIDAYデジタル

大坂なおみ プレイも私生活も謙虚 意外と質素なフロリダの自宅

全米オープン優勝で4億1800万円獲得したテニスセレブのストイックな暮らし

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大坂なおみとそのコーチのサーシャ・バイン氏。バインコーチは以前、セリーナの練習パートナーだった

「大坂なおみ選手は、世界のテニスプレーヤーの中でも指折りのセレブですよ。全米オープン優勝前から複数の企業がスポンサーについており、その契約料は莫大。特に大きいのは、日清食品とアディダスです。全米オープンの試合で、アディダスの服に『NISSIN』のロゴが入っていたのが記憶に新しいと思います。日清食品とは年間2億円。アディダスとは9億〜11億円の巨大契約を結んでいます」(広告代理店関係者)

「絶対王者」セリーナ・ウィリアムズを圧倒し、日本人として初の4大大会制覇を達成した大坂なおみ(20)。記者会見などでの天真爛漫な発言も相まって、一躍時の人となった彼女だが、その私生活は謎に包まれたままだ。

そこで本誌は今回、大坂なおみのプライベートを取材した。すると、前述したスポンサー料に加え、全米オープンの優勝賞金約4億1800万円を得た彼女だが、意外なほど「質素な家」に暮らしていることが明らかになった。

ハリウッド国際空港から車で30分、大西洋岸の長閑(のどか)な街、フロリダ州・ボカラトン市にその家はある。大坂が練習拠点としている「エバート・テニス・アカデミー」までは車で5分。マイアミの市街地までも、車で1時間かからずに行ける好立地の住宅街ではあるが、周囲と比較しても何ら変哲のない平凡な一軒家だ。

ボカラトン市で不動産業を営むジャック・ハルコウッチ氏が語る。

「ナオミが住んでいる家の土地は518㎡で、床面積は269㎡。寝室が4つあるタイプの家で、アメリカでは一般的な一戸建てだ。昨年4月に中古で約5000万円で購入している。購入者名義は(母の)タマキ・オオサカ。ちなみに前の住居は、ここから30分くらいのところにあるアパートで、いまの3分の1の広さだ」

年に10億円以上も稼いでいるトッププロにしては、驚くほど小さな家である。

全米制覇後のスピーチでは「みんなが彼女(対戦相手のセリーナ)を応援していたのに、こんな終わり方になってしまってごめんなさい」と健気(けなげ)に語っていたが、その人柄通り、大坂はその私生活も謙虚なのだ。

「普通のテニスプロは道具のすべてを特注するのですが、なおみは違う。基本的に市販品を微調整したものを使っているんです。3歳からテニスを始めた大坂ですが、わずか4年前はスポンサーゼロの無名選手だった。そんな中、必死に家計をやりくりしてテニスを続けさせてくれた母親の姿を見ているだけに、彼女も贅沢には興味がないのかもしれません」(大坂をよく知る知人)

全米制覇をした大坂には、今後ますますスポンサーが殺到し、収入が増え続けるのは間違いない。しかし、地元・フロリダ州の人々は、彼女がこの場所に居続けることを心から願っている。

「大坂が小さな家に住んでいることは、地元では有名。日本で人気者になっているのは知っているけれど、謙虚でストイックな彼女はここフロリダでも愛されているんだ。できれば、高級住宅街には引っ越さず、ボカラトン市に住み続けてほしいよ」(前出・ハルコウッチ氏)

賞金やスポンサー料で豪華な暮らしをしているのかと思いきや、日本人らしい質素な生活を送る大坂。試合では、これからも豪華なプレーを見せてほしい。

大坂なおみが住むフロリダ州ボカラトンの家。周りも一軒家が立ち並ぶ住宅街だ。毎日車で練習に向かう

全米オープン優勝後日本に帰国し、ハイチ系アメリカ人の父と大相撲を観戦する大坂なおみ

写真:日刊スポーツ/アフロ、正大野和基、真野博

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