原田龍二が語る「未知の世界があることの幸せについて」 | FRIDAYデジタル

原田龍二が語る「未知の世界があることの幸せについて」

いよいよ最終回!ミステリーチェイサー原田龍二の「奇怪倶楽部」file.030

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原田龍二(撮影:早川達也)

約2年3ヵ月という長い間ご愛読いただいた原田龍二の連載もいよいよこれがラスト。今回は連載を振り返りながら、今後の彼のビジョンを聞いていきます。ミステリーチェイサーの原田龍二が次の10年、20年で追い求めるものはいったいなんなのだろうか?

原田「この連載もいよいよ最後ですね。長いようで短い約2年。僕の人生においては不倫という大きな失敗もありましたが、そんなことは本当にちっぽけなもので、やはり新型コロナウィルスという存在があまりにも大きい2年でしたね。世界の構造と、人間の考え方まで変えてしまう出来事を自分が生きている間に体験するとは想像もしていませんでした。たくさんの不幸や悲しいことがコロナ禍の中で起きてしまいましたが、ここからなにを学ぶかがこれからの僕たちには大切だと思います」

原田さんはコロナ、そして緊急事態宣言を経てなにを強く感じられましたか?

原田「日本は平和だなと、改めて感じましたね。コロナが蔓延していてもそこで暴動が起きたり、大きな反発が起きたりすることはありませんでした。一方で世界ではコロナの影響でロックダウンされたことに対し、激しい抵抗を示す人々も現れましたよね。

自分の人生や、信念を揺さぶられても動じない日本人の精神力や、我慢強さは素晴らしいなと思いましたが、一方でなにが起きても逆らわない、悪くいえば状況に流されるという国民性に疑問を感じたのも事実です。でも、コミュニティーやSNS、ネットを介して前向きに動き出している若い人たちがいるのを耳にして、これから将来、どのように日本が変わっていくのか希望を感じることもできました」

原田龍二(撮影:早川達也)

そういえばスマートフォンはたった13年前に登場したそうです。当時は私たちの世界がスマートフォンやSNSによってこれほど影響を受けるとは考えてもいませんでしたね。

原田「そう聞くと、たった13年の間に僕たちの人生はあまりにも大きく変化しすぎたような気がします。僕は“知る権利”がある一方で“知らなくていい権利”というものも人間にはあってしかるべきだと思っています。

スマートフォンの普及によって人々はいとも簡単に様々なことを調べることができるようになりましたが、その情報が本当に正しいか判断をする暇もなく次々と新しい情報が入ってくる……。そうなるとネットに書いてある情報がすべて正しいという思い込みをしてしまうし、自分がなんでも知っていると勘違いしてしまう。

でも、真実はネットに書いていないし、世の中に“不思議”を残しておくことは大切だと思うのです。“知らないことや不思議な世界”があるからこそ、みんな冒険心を搔き立てられて、自ら足を運んで調べるのではないでしょうか」

“不思議”とか“知らない”ということは、もしかすると人間に残された最後のロマンなのかもしれませんね?

原田「そう、知らないことに想像を膨らませるからこそ人生は豊かになるような気がします。秘密のパンドラだって、わからないことや知らないことがそこにあるから、みんなロマンを感じるわけですもんね。

この2年間、ミステリーチェイサーとして活動させていただき、本当に僕の人生はカラフルに彩られました。50歳を迎えましたが、まだまだ今後10年20年と、みなさんが見たことのない世界のミステリーを追いかけていきます! またいつか、自分自身の驚きのニュースではなく(苦笑)、世界の不思議をひもとくような面白いニュースをお伝えできることを楽しみにしています!」

原田龍二(撮影:早川達也)

●原田龍二(はらだりゅうじ)
1970年生まれ。数多くのドラマやバラエティで活躍。一方で芸能界きってのミステリー好きとして認識されており、近著に世界中のUMA(未確認動物)を紹介する『ミステリーチェイサー原田龍二の謎のいきものUMA大図鑑』がある。4月から、「バラいろダンディ」(MX)で金曜日のMCを務める。現在、YouTubeチャンネル「ニンゲンTV」を配信中!

原田龍二(撮影:早川達也)
原田龍二(撮影:早川達也)

撮影:早川達也
取材・文:知野美紀子
構成:SUPER MIX

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