2軍降格 日ハム・清宮「栗山監督が本気で懸念する涙の意味」 | FRIDAYデジタル

2軍降格 日ハム・清宮「栗山監督が本気で懸念する涙の意味」

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三振やエラーをしても当初は笑っていたが、失敗が続き徐々に表情が暗くなっていった清宮。才能は高校時代に証明されている。奮起が待たれる(画像:共同通信社)

「方向性が出ていないのが一番ダメ。やろうとしていることがブレるのは、ダメだろう」

日本ハムの栗山英樹監督が「ダメ出し」を連発した対象は、4年目の清宮幸太郎(21)だ。昨年は年間通じてほぼ一軍に帯同しながら、打率.190、7本塁打と不振。今季もオープン戦で打率.167、本塁打0と振るわず、栗山監督は3月23日に清宮の開幕2軍スタートを決断した。指揮官が報道陣に語った言葉は、手厳しい。

「すごく頭が混乱しているバッティングに、オレは見える。試合中に打ち方が変わったりする。しっかり自分を固めてから、勝負すべきだと思っています。開幕スタメンじゃないんだったら、ベンチに座っている必要はない」

清宮の2軍スタートは、意外だったと見る記者は多い。

「早稲田実業の主将として、甲子園にも出場した人気選手です。多少成績が悪くても、集客を考えると1軍に置いておくと考えていました。吉村浩GMのおぼえも良いですからね。2軍に落としたのは、清宮の成績に栗山監督がよっぽど納得できなかったのでしょう」(スポーツ紙担当記者)

「眼中にもない感じ」

高校通算本塁打は、史上最多の111本。ドラフト1位で日ハムに入団した大砲は、なぜ伸び悩んでいるのだろう。

「危機感がイマイチ足りないんです。シーズン中に三振やエラーをしても、ニコニコしている場面がよく見られました。チームに溶け込もうと明るく振舞おうとしているのは理解できる。しかし、人によっては緊張感がないと受け取るでしょう。

昨季は、ベンチを映すテレビカメラに向かいずっと変顏をする様子がたびたび報じられました。プレー以外のパフォーマンスが目立つと批判を浴び、途中で止めましたが。もっと泥臭く努力しないと、かなり厳しい。栗山監督が決めた2軍降格は、単なる叱咤激励以上に重い意味があると思います」(球団関係者)

清宮のポジションは一塁だ。だが、その一塁には不動の4番・中田翔がいる。現状では中田をさしおいて、清宮を起用する積極的理由はない。中田は昨年、清宮をこう酷評した。

「相手にならないというか、眼中にもないっていう感じでした」

気持ち的に、もろい面もあるようだ。栗山監督は、精神面の弱さを指摘していた。

「失敗が続くと、泣いてしまうことがあるんです。栗山監督はスポーツ誌『Number』のインタビューで、こう明かしています。『幸太郎の涙を何回も見た。壊れちゃうんじゃないかと心配になるほどの追い詰められ方をしているようにボクには見えた。でも、ここで楽をさせたらそうやって苦しんだ経験が活きないとも思っています』と。

悔しさを糧にし、『なにくそ』と奮起して泣くなら期待を持てるでしょう。しかし清宮の場合は、どうも違うようです。甘さを感じてしまう。お父さんも有名人(元早稲田大学ラグビー部監督の克幸氏)で、高校時代から注目されてきた。まだまだ苦労が足らないように思えてなりません」(同前)

早実での実績で、能力があるのは証明されている。問題はプロとして、強い気持ちを持ち続けられるかだ。2軍で腐ってしまうか、逆境を跳ね返し再び1軍に戻ってこれるか。清宮の背水のシーズンが始まった。

  • 写真共同通信社

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