みんな耐えて頑張った! スポーツ真剣勝負の「痛い瞬間」
痛みに耐えて頑張った、アスリートたちの雄姿
|スポーツ
試合後に襲ってくる激痛
自打球が顔面にヒットし、蹴り上げた足が相手選手のアゴを直撃――。
スポーツには、見ているだけで思わず「痛ッ!」と叫んでしまう瞬間がある。甲子園を沸かせた大阪桐蔭の”二刀流”根尾昂(あきら)(18)も、今夏アクシデントに見舞われた。高岡商業(富山)との3回戦でのこと。4回表に一塁走者が二盗すると、捕手からの送球がショートを守っていた根尾の顔面を直撃。根尾は痛みに耐えながら、その後も二塁打を放つなどの活躍でグラウンドに立ち続けたのだ。
西武や巨人で捕手を務めた、デーブ大久保氏が話す。
「プレーしている選手たちは、真剣そのものです。ボールや相手の動きを恐れてなどいられません。捕手をしていると、交錯プレーなどいろいろなアクシデントに遭いました。試合中は集中してアドレナリンが出ているので、それほど痛みを感じない。激痛が襲ってくるのは、たいがい試合が終わってからですね」
ラフプレーによるケガもある。今年4月に行われたJリーグ、浦和レッズとジュビロ磐田の試合。ジュビロ・田口泰士(たいし)(27)が密集の中で大きく振り上げた足が、レッズ・武藤雄樹(29)の横顔にヒット(7枚目写真)。幸い大事には至らなかったが、打ちどころが悪ければ大惨事になっていた可能性もある。
スポーツは真剣勝負。アスリートは常に身体をはっているのだ。
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写真:福田直樹/アフロ、日刊スポーツ/アフロ Getty Images