全米OPテニスで騒然 珍プレー・好プレー・驚ファッション
大坂なおみが快挙、コートでブラ姿になったアリーゼ・コルネほか
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珍プレー&好プレー&驚ファッション
4回戦でベラルーシのサバレンカに勝った大坂。セリーナ同様、ブラックウェアに身を包む
大坂なおみ(20)がまたひとつ壁を破った。全米オープンテニスで、9月4日に自身初の4大大会でのベスト8進出を成し遂げたのだ。時に自分に活を入れる様子からは”強豪選手”の風格が漂う。
今大会、女子選手はプレー以外でも話題を集めている。その一つがアリーゼ・コルネ(28)の着替え事件だ。観客からスポーツブラが丸見えになったことで警告を受けた彼女は「男子は皆やってるのに」と抗議。翌日、全米テニス協会は女子選手も会場内で着替えることを許可した。
「全米オープンは4大大会の先陣を切って優勝賞金を男女同額にしたりと、平等の意識を強く訴えかけてきた歴史があります。その流れを快く思っておらず、例えばセリーナ・ウィリアムズの過激なウェアにひそかに眉をひそめる人もいます」(スポーツライター・山口奈緒美氏)
保守的なウィンブルドンに比べ、ファッションでも派手に攻める選手が多い全米オープン。ブラックウェアを纏(まと)う大坂も、なかなかの個性派ぶり。ぜひファッションでも世界をリードしてほしい。
ワンショルダーにヒラヒラレースのセリーナ。実は網タイツもはいている。下は協会から使用を却下された、全仏でのキャットスーツ
前後逆に着てしまったことに気がついて急遽脱ぎだしたコルネ(上)。警告に動揺したのか、この1回戦で敗れた
美女選手が目立つスロバキア勢。上はヴィクトリア・クズモバ、下はアンナ・カロリーナ・シュミドローバ
写真:真野博正、AFLO、時事通信