「男児への性的虐待」常習男が公判で語ったヤバすぎる言い分 | FRIDAYデジタル

「男児への性的虐待」常習男が公判で語ったヤバすぎる言い分

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千葉地方裁判所 写真:共同通信

女児ばかりがわいせつ行為の被害に遭うわけではない。

小学生の男児を自宅に誘い込み、わいせつな行為に及んだとして強制性交等などの罪に問われていた男に対する判決公判が3月26日に千葉地裁で開かれ、前田巌裁判長は男に懲役6年の判決を言い渡した(求刑懲役7年)。

富田嵐被告(29)は2018年2月、SNSで知り合った11歳男児とLINEで連絡を取り、13歳未満と知りながらわいせつな行為に及ぼうと市川市の被告宅に連れ込み、口腔性交を行なったとする強制性交等罪、またそれらの行為をスマホで撮影しデータを保管したとする児童ポルノ禁止法違反で起訴されていた。

昨年11月に、別の5歳男児を市川市内の商業施設内トイレに連れ込み自慰行為を見せるなどのわいせつな行為をしたとして、わいせつ目的誘拐と強制わいせつの疑いで逮捕されたが、この捜索にて差し押さえられたスマートフォンから、今回起訴された事件が発覚した。

被告は2014年6月にも、船橋市の商業施設で6歳男児をトイレに連れ込み体液を塗りつけるなどして強制わいせつや児童ポルノ禁止法違反に問われ、懲役2年の判決を受けていた。今回の事件は出所から約2年後の犯行となる。

被害男児の母にとっては青天の霹靂だった。

「息子が小学校5年生の頃、買ったタブレットで知らない人と連絡を取っていた。息子は知らない人でも何かを『あげる』と言われると、住所を教えたりするところがあり、ついて行く可能性はあると思った。警察から被害にあったことを聞き、驚き、ショックを受けている」(被害児童母の調書)

被告は過去に実刑判決を受けたのち、刑務所で再犯防止プログラムを受講したが、出所後は継続していなかったという。被害男児との出会いの場はアプリ『ひま部』のコミュニティ。のちにLINEに移った。

証拠採用されたLINEのトーク履歴からは、被告がバイクや車の改造を得意としており、同じく車に興味のある男児のためにラジコンカーを買い、塗装するという名目で、一緒に買い物したのちに自宅に連れ込む流れを作っていたことがわかっている。

「家に行ってラジコンカーの塗装をした後、ベッドに座らされ『チンコを触らせてほしい』と言われた。嫌だったが、被告人が大人だったのと、被告人の自宅にいたため助けてくれる人がいなかったので応じた。『もう帰りたい』と何度か言ったが、理由をつけて帰してくれなかった。

部屋を見ると、携帯電話が本棚に置いてあったので盗撮に気づき『データを消して』と頼んだ。削除してくれたが、ゴミ箱の中までは確認しなかった。嫌な思い出として消えることはない」(男児の調書)

被告は男児に言われ、盗撮データを一旦はゴミ箱に入れ削除するふりをしたが、男児を帰してから、データをゴミ箱から復元している。

「間違いありません」と起訴事実を全て認めた富田被告。坊主頭に黒い長袖Tシャツ、紺色のスウェットズボンで「当時は男児も性的な行為を望んでいると思っていた」と明かした。

弁護人 「小学5年生の男児と性的な関係をすすめる……まずいとは思いませんでしたか?」

被告 「えー、もちろん思ってたんですが、性行為を理解してるように思えたんで」

弁護人 「男児が性的なことを望んでいると本気で思ったてたんですか?」

被告 「当時は思ってました。でも今は思っていません。ラジコンを買ってほしいとか他の目的があってそういう行動をしたのだと思ってます」

過去に犯したわいせつ事件による服役や再犯防止プログラムなども抑止力にはならなかった。

「やめなきゃという気持ちもありましたが、正直、出所後に会社をクビになったり、SNSで誹謗中傷を受けたりして多大なストレスがあって、はけ口に男の子との出会いを求めてしまいました」(被告人質問での発言)

さらに犯行時、男児には“同意を得ていた”と解釈していたと語る。

検察官 「当日、口腔性交前に、被害児童が嫌がるそぶりをしていたと言っていましたが、どんなそぶりですか?」

被告 「やりたくないという表情をしていました。あと、躊躇している様子がありました」

検察官 「そこに意識は向かなかった?」

被告 「いざその場になって、やりたくない気持ちがあったんじゃないかと思っていますが、結局、無理しなくていいよと自分が言ったのもあって、それでもやってるなら、それなりの理由があるんだろうと解釈していました」

検察官 「相手は小学5年生、あなたは大人、場所もあなたの家ですね。被害者として、そこで嫌なら嫌だと、断れると思っていましたか?」

被告 「前日のLINEのやりとりで期待していたので、それによってさらに認知が歪みました」

盗撮が男児にバレた際、被告は一旦データを消したそぶりを見せながら、削除せず保存し、それを自慰行為に用いていた。また「これまで相手は幼い男児だった。今回(の被害児童)ならいいだろうと……認知の歪みは前よりは修正されていたと思いますが、再犯予防ほどではなかった」と自らを分析していた。

そして最終陳述でこう宣言している。

「二度と被害者を生まないために、正直に生きていきたい」

  • 取材・文高橋ユキ

    傍聴人。フリーライター。『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』(晶文社)、『暴走老人・犯罪劇場』(洋泉社新書)、『木嶋佳苗 危険な愛の奥義』(徳間書店)、『木嶋佳苗劇場』(宝島社)、古くは『霞っ子クラブ 娘たちの裁判傍聴記』(新潮社)など殺人事件の取材や公判傍聴などを元にした著作多数。

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