韓国バレー「壮絶イジメ騒動」美人姉妹が被害者を逆提訴の理由 | FRIDAYデジタル

韓国バレー「壮絶イジメ騒動」美人姉妹が被害者を逆提訴の理由

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ジェヨン(左)とダヨンの美人姉妹。特にダヨンは性格が明るく人気が高かった。今年1月撮影(画像:AFP/アフロ)
ジェヨン(左)とダヨンの美人姉妹。特にダヨンは性格が明るく人気が高かった。今年1月撮影(画像:AFP/アフロ)

イジメ加害者が被害者を提訴ーー。まさかの展開に、韓国スポーツ界で大騒動が起きている。

ことの発端は、今年2月にさかのぼる。東京五輪の韓国バレーボール女子代表のイ・ジェヨン(24)とイ・ダヨン(24)の双子姉妹に、スキャンダルが浮上したのだ。

「ネット上に、姉妹からイジメを受けていたという書き込みがアップされたんです。中学時代に壮絶な暴行を受けていたという、被害者の告発です。ネットには、こう書かれていました。〈(姉妹は)加害者でありながら、私たちにきちんとした謝罪や反省もない。(中略)すまない気持ちはあるのだろうか〉と」(韓国紙記者)

姉妹から被害を受けたのは少なくても4人。告発によると、イジメの内容は以下のようだったという。

「複数の中学時代のチームメイトから『汚い』『横に来るな』と暴言を吐かれ、ミーティング中には『気合が足りない』と殴打されたとか。寮で同部屋だった選手は消灯後に使い走りを命じられ、拒否するとナイフで脅されたそうです。試合に負けると、こぶしで思い切り頭を殴られた人もいたという。練習中に緊張感が足りないとみなされると、『罰金』の名目でカネを要求。被害者は、姉妹が練習後に交代でマッサージをさせていたと主張しています」(同前)

騒動直後の直筆謝罪メッセージ

ジェヨンとダヨンは美人姉妹として人気が高く、テレビのバラエティ番組や起亜自動車などのCMにも出演している。父親は元ハンマー投げの選手で、母親は88年のソウル五輪バレー代表。親譲りの身体能力で、小学生時代から注目された韓国の有名アスリートなのだ。人気者のスキャンダルに、騒ぎは大きくなる一方。強烈なイジメ疑惑に、姉妹への批判が一気に高まった。

「すぐに所属チームが陳謝。姉妹も事実を認め、直筆の謝罪メッセージを公開しました。〈直接会って謝りたい〉〈後悔している〉と。ただ『二人を追放しろ』『許せない』と、ネット上の非難は広がるばかり。所属チームは姉妹に今後の出場停止を通告し、韓国バレーボール協会は代表選手資格を無期限で剥奪する事態になったんです」(スポーツ紙担当記者)

告発から2ヵ月ーー。韓国では、スポーツ界だけでなく芸能界でもイジメ被害の暴露が続出。国民の関心は次から次へと明らかになるスキャンダルに移り、姉妹の騒動は徐々に沈静化していった。事態が急変したのは、4月6日のこと。韓国のテレビ局『チャンネルA』によると、姉妹が突然、所属する興国生命にイジメ被害者を提訴すると申し出たというのだ。

「『チャンネルA』の取材に対し、姉妹はこう答えています。〈暴露された内容には正しい部分もあり、過ちを認め深く反省している〉と。一方で、こうも話したんです。〈実際には起こっていないことも含まれており、ダメージは大きいと感じている。誤解を正すために訴訟を検討している〉。どこが事実と違うかについて、具体的に明かしませんでした。

姉妹は24歳と若いにもかかわらず、騒動後は試合に出られない状態が続いています。イジメの加害者とはいえ、このまま表舞台から姿を消すのは納得いかなかったのでしょう。被害者の告発を精査し、反撃に出たのだと思います。すでに弁護士を選任し、ネットにアップしていた直筆の謝罪文も削除しました」(同前)

いったんは収まったかにみえた騒動だが、まさかの提訴でネット上では姉妹への批判が再燃。泥沼の法廷闘争が始まろうとしている。

  • 写真AFP/アフロ

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