大谷翔平「二刀流に黄信号」 野球人生最大の決断が迫る

復活登板では打球を素手で捕ろうとするアクシデント

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3日の復帰登板。2回裏、6番ゴンザレスのピッチャー返しに思わず右手が。打球は薬指のつけ根に当たり打撲

「大谷選手は、いま大きな岐路に立たされています。ただ、手術を受けるも受けないも、大事なのは、自分で納得して決めることです。球団は早めに手術をすることを勧めるでしょう。ただ、手術をしたからといってすべてが解決するわけではない。投げ方自体に問題がある可能性もある。そうなると復帰後また同じことを繰り返すことになる。これを機に今後の野球人生、5年後10年後のビジョンを考え、自分で答えを出すことが一番大事なのです」(元メジャーリーガーの長谷川滋利氏)

大谷翔平(24)は、右肘の内側側副靭帯の損傷で、6月9日にDL(故障者リスト)に入った。靭帯を修復するPRP注射での治療を行い、7月4日には打者として復帰し、9月3日に投手として復帰登板に挑んだ。しかし、5日、新たに右肘に損傷が見つかり、トミー・ジョン手術を受ける可能性が高まっている。

しかし、トミー・ジョン手術を受けるとなると、復帰までには1年以上かかる。投手としては2020年のシーズンまで出場するのは不可能となり、打者としても来シーズンの途中までは出ることができない。これまでの野球人生で最大の決断を強いられることになりそうだ。

そんな中、大谷は、復帰登板で、打球を右手薬指に当てるというアクシンデントにも見舞われた。ピッチャー返しを素手で捕ろうとして伸ばした右手でボールを弾いてしまったのだ。

NHKでメジャー解説をする、野球評論家の新井宏昌氏が苦言を呈する。

「無意識に手が出てしまったのでしょうが、大ケガになる可能性もある反省すべき行為です。利き腕の右手を負傷したら一大事ですから」

今回の登板で投げた球数は、わずか49球。スポーツジャーナリストの友成那智氏は、逸(はや)る気持ちが大谷を選手生命の崖っぷちに立たせていると見る。

「右ヒジの注射治療(PRP注射)を受けてから、3ヵ月での投手復帰は時期尚早です。ましてや大谷は7月から打者として試合に出ているので、リハビリにあてられる時間は少なく、通常の故障投手より回復が進んでいない。今回の登板で3回以降急に球速が落ちたのは、疲労が蓄積している証拠でしょう。このいったムリが続くようなら、打者としてもダメになってしまう」(友成氏)

前出の長谷川氏は、今後の大谷について次のように語る。

「ファンの一人として言うなら、二刀流を続けてほしいのですが、まずはどちらかでも1シーズン通して活躍することが大事だと思います。大谷選手は、二刀流としてすでに記憶に残る選手になっています。今後彼に求められるのは、なるべく故障を避け、1シーズン通して活躍することです。長期にわたって第一線にいる選手はとにかく怪我をしない。メジャーで本当の一流選手になるには、シーズンを通してチームに貢献することが大事だということを再認識してもらいたいですね」

大谷は、8日からのシカゴでのホワイトソックス戦にも同行し、本拠地に戻る11日以降に“決断”を強いられることになりそうだ。

写真:日刊スポーツ/アフロ

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