広島3連覇を支えたリリーフが揃って2軍…窮地を救った意外な選手 | FRIDAYデジタル

広島3連覇を支えたリリーフが揃って2軍…窮地を救った意外な選手

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広島3連覇中は大車輪の活躍をみせた中崎。早期の復帰が待たれる(画像:共同通信社)

一岡竜司 145試合(平均約48試合)

今村猛 178試合(平均約59試合)

中崎翔太 188試合(平均約63試合)

広島がリーグ3連覇(16年~18年)を達成したさいの、リリーフ3投手の通算登板試合数だ(カッコ内は単年の平均)。試合終盤のリードを守り続けた3投手だが、さすがに毎年50試合前後もマウンドに上がり疲労がたまったのだろう。19年からは、揃って成績が下降。歩調を合わるように、チームも3連覇以降4位、5位と低迷している。

「昨年の3人の登板数は、一岡が19、今村と中崎はわずか6です。3連覇中1点台から2点台だった防御率も、一岡が6.23、中崎が9.00、今村にいたっては12.46でした。明らかに蓄積した疲労が、不調の原因でしょう。中崎が昨年9月に右腕を手術するなど再起へ向け始動していますが、今季は3人とも揃って2軍スタートになりました」(球団関係者)

マエケンの激励に感激!

頼みのリリーフ陣がこの様子では、広島のV奪還は望むべくもない――。だがチーム崩壊のピンチを、意外な選手たちが救った。今季入団した、ドラフト1位・栗林良吏、2位・森浦大介、3位・大道温貴の新人トリオだ。

「中崎らの代役が見つからず、ルーキー3人に抑えを任せるのは苦肉の策でした。ところが、開幕してみると期待以上の大活躍です。4月5日まで3人とも1点の失点もなく、救援陣の防御率は1点台。おかげで広島は、シーズン前の予想をくつがえし首位争いをしています。

栗林は名城大(愛知県)、森浦は天理大(奈良県)、大道は八戸学院大(青森県)と、野球界では知名度の低い学校出身です。学生時代から彼に注目していた、広島スカウトの功績も大きいでしょう」(スポーツ紙担当記者)

栗林と大道の持ち味は150km前後の威力あるストレートで、森浦の武器は正確なコントロール。秀でているのは技術だけではない。彼らは、攻める気持ちを前面に出している。

「栗林はシーズン前に守護神になることが決定すると、首脳陣にこう話していました。『何連投でもします。絶対に抑えてみせます』と。少し前のめりの発言に、横山竜士・投手コーチから『そこまで投げんでもエエ』とたしなめられていましたが。

メジャーリーガーの大先輩に励まされたのは大道です。キャンプ中の投球を見た前田健太(ツインズ)が、『大道くんっていいピッチャーやな』とツイート。大道は、米国からの激励を大感激します。ツイッター上に『ありがとうございます! この言葉を自信に変えてもっとレベルアップし、カープのために活躍できるよう頑張ります』と、すぐにアップ。マエケンも『頑張ってください。応援しています』とリツイートしました。大道は、マエケンのツイートを相当意気に感じたのでしょう。日に日に自信を深め、マウンドでも堂々とした投球をみせています」(同前)

カープ首脳陣にとっては、嬉しい誤算となった3人のルーキー。だが今後も年間通した活躍を期待するのは、新人にはちょっと酷だろう。

「夏場にはバテるでしょうし、ケガの危険もあります。そんな時に頼りになるのが、3連覇を支えた中崎ら経験豊富な3人衆です。彼らが必要になる時が、必ずきます。新人トリオにリリーフの座を奪われた中崎らが危機感を持ち、1軍に戻ってくれば、広島3年ぶりの優勝も現実味を帯びるでしょう」(球団関係者)

若手トリオと歴戦の3投手の歯車がかみ合えば、怖いものなし。カープファンは、3連覇をなしとげた勝利の方程式の再現を待っている。

  • 写真共同通信社

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