小室圭さん 元婚約者へ”上から目線”の解決金が「新たな火種」に
「小室劇場」がクライマックスを迎えている――。
秋篠宮家の長女・眞子さまとの結婚問題が長期化する小室圭さんが、実母・佳代さんの元婚約者Aさんに「解決金」を支払う意向であることを明らかにした。
4月8日には、佳代さんの金銭トラブルに関しA4用紙28枚に及ぶ「反論文書」を公表。そのわずか4日後に一転して解決金を提示したのだから意味がわからない。
「文書で強調していたのは、Aさんから工面してもらった400万円は『借金』ではないということです。解決金についても文書で『支払えば借金として扱われるかもしれず、それは到底受け入れられない』としていました。4日間で心変わりしたのか? それとも何か狙いがあるのか…」(皇室ライター)
小室さんの代理人によると、当初から文書発表→解決金支払いの計画を立てていたという。理屈としては、解決金を支払うにあたり、それを借金扱いにされないよう、文書で金銭トラブルの経緯を説明。世間の誤った認識を正した上で、解決金を支払うという段取りだったようだ。
だが、あの文書で世間の認識は正されたばかりか、小室さんに対する疑念は深まったといってもおかしくはない。
「小室さんは“国民目線”が圧倒的に欠如している。秋篠宮殿下は昨年11月の会見で、結婚のためには金銭トラブルの詳細説明とともに『国民の理解が必要』と仰っていました。文書の中身は一方的で、すべてが言い訳がましく聞こえてしまう。仮に事実だとしても国民の心証は良くはありませんね」(同・皇室ライター)
文書は金銭トラブルの当事者であるAさんの許可なく公表された。解決金報道にしてもそうだ。
「Aさん側の立場になればわかりますが、文書であれだけ“攻撃”された矢先に解決金を提示されたら混乱する。Aさんは周囲に懐事情が苦しいことを訴え、400万円は『老後資金に充てるつもりだった』と話していた。そこへ“上から目線”で解決金をチラつかせるのだから、意地が悪いともいえる」(全国紙記者)
小室さんにしてみれば、Aさんが解決金を受け取れば金銭トラブルは解消され、眞子さまとの結婚にGOサインと判断するだろう。また、Aさんが受け取らなければ、文書で小室さんが強調していた「金銭とは別の何か」が元婚約者を突き動かしていたことの証明になる。
「当初は怒っていたAさんですが、現在は小室さんが眞子さまと結婚して幸せな家庭を築いてほしいと本気で思っている。だからこそ小室さんに400万円の『返済は求めない』と宣言したんです。
あれでAさんの中では“終わった話”になっていた。それが突然、叩き起こされたのだから困惑するのも当然です」(女性誌記者)
解決金の額や支払い時期は現時点で不明だ。
「仮に400万円だった場合、一括で支払うことができるのかどうか。解決金は一括支払いが大原則。分割で支払う方法は借金と同じですからね。どこから持ってくるつもりなのか…」(同・女性誌記者)
これまでの沈黙を破り、次々と“奇策”を繰り出す小室さん。すべてが空回りしているようにしか見えないのだが、当人は早い段階からこのプランを温めていたという。
問われているのは金勘定ではなく、人間性の問題。それに気が付かない限りは、世間のバッシングは収まりそうもない。
- PHOTO:船元 康子