キムタク、米倉、深キョン…芸能人のセンス抜群「オシャレ帽子」
カラフルなマッシュルームハットに、ブラウンとホワイトの2色のキャップーー。木村拓哉(48)と工藤静香(51)は、帽子をかぶっているだけで絵になる。夫妻が結婚する直前、00年4月の種子島(鹿児島県)旅行での1枚だ。
芸能人にとって、帽子は外出するさいに欠かせない大切な変装グッズだろう。だが、そこはさすが! 単なる1アイテムとしてではなく、オシャレなデザインがなんとも様になっているのだ。『FRIDAY』がキャッチしたステキな帽子画像から、芸能人たちのハイクオリティなセンスを感じもらいたいーー。
松潤と早朝のハグ&握手
人通りもまばらな、明け方の東京・西麻布。路上にツバの広い帽子をかぶった美女と、同じく黒のハットを頭に乗せた男性が握手をかわしていた。バラエティ番組で共演したことのある、米倉涼子(45)と松本潤(37)だ。2人を目撃したのは16年11月。有名和食店「W」の前でのことである。
「前日の夜10時半過ぎから、『W』で食事をしていたようです。岸部一徳さんや岸本加世子さんらも一緒の、食事会だったとか。『W』は、薄い牛肉をワインが入ったすき焼きの割出汁にくぐらせて食べる『すきしゃぶ』が自慢。予算一人1万円とやや高めですが、大人の隠れ家として有名で芸能人にはうってつけの店なんです」(芸能プロダクション関係者)
一行が店から出てきたのは、早朝4時。ファッションセンス抜群の米倉と松潤は、肩を組んだりハグをかわすなど、本当に仲の良さそうな様子だった。
遠くからでもわかるゴージャスハット
09年7月。羽田空港(東京都大田区)に現れた沢尻エリカ(35)は、周囲の目をひいていた。素晴らしいスタイルや美貌もさることながら、真っ白なフロッピーハットがいやがうえにも目立つのだ。
「結婚していたハイパーメディアクリエイター高城剛氏と、奄美大島(鹿児島県)に日蝕を見に行く途中だったようです。当時の沢尻さんは拠点をスペインに置いていましたが、帰国後たった3日で奄美大島へ。東京より南国の開放的な雰囲気のほうが、性に合っていたのでしょう。報道陣からの『日蝕は楽しみ?』などの問いかけに、ニッコリ笑いご機嫌な様子でしたから。
沢尻さんは、数十種類の帽子を持っているといわれています。クラブやライブハウスで、顔を隠すためですよ。ただ手足が長く一目で女優とわかる美しさなので、スグに本人とバレてしまいますが」(ファッション誌編集者)
いくら大きな帽子で変装しても、芸能人オーラは消せないようだ。
頭より大きいデニム地の帽子
高橋一生(40)を東京・世田谷区内の大通りで発見したのは18年11月のとある夜だ。送迎車から降りた高橋は、Gジャン&ゆったりしたパンツというスタイル。顔を覆いそうなほど大きく、個性的な形の帽子がひときわ目立つ。高橋はそのまま歩いて近くのATMへと向かう。
18年2月、写真週刊誌『FLASH』で14歳下の女優・森川葵との熱愛を報じられた高橋。その際、熱愛以上に女性ファンの関心を集めたのが高橋の私服だった。
「なんでも、腰につけていたウォレットチェーンに反応した女性ファンが多かったようで……。男から見ればカッコいいんですが、女性にとって、チェーンはヤンキー風の男がつけるものという認識らしいんです」(男性ファッション誌編集者)
世間の反応を知ってか知らずか、この日、高橋の腰にチェーンは装着されていなかった。個性的な私服も「味」の一つだと思うのだが、女性ファンの見る目は厳しい……。
見るものを時に驚かせ、時に楽しませてくれる有名人の個性的な帽子。単にブランド物で、高価という以上の雰囲気がある。ユニークなアイテムは、華やかな芸能界に身をおく彼らだから似合うのだろう。
- 撮影:足立百合 岡内正敏 香川貴宏 鬼怒川 毅 坂口靖子 島 颯太 高塚一郎 西 圭介 原 一平