「本の宣伝?」とまで言われて…マリエの告発が広がらない背景 | FRIDAYデジタル

「本の宣伝?」とまで言われて…マリエの告発が広がらない背景

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インスタグラムの生配信で芸能界の『枕営業』を告発したマリエ(写真:YUTAKA/アフロ)
インスタグラムの生配信で芸能界の『枕営業』を告発したマリエ(写真:YUTAKA/アフロ)

4月4日にモデルのマリエがインスタグラムの生配信で、15年前に芸能界の枕営業について告発。島田紳助氏に誘われ拒んでいると、周りにいた出川哲朗やお笑いコンビ「やるせなす」らが促すように紳助と関係を持つことを勧めたという。

マリエはそれを完全に断ると、当時、紳助氏が司会を務めていた2番組を降板させられたというのだ。彼女は「私は殺されるかもしれないけどそれでもいい。同じ思いをする女性が出て欲しくない」と涙ながらに訴えた。

後日、出川と「やるせなす」の所属事務所は“事実ではない”と否定。さらに15日発売の週刊文春は、紳助氏の自宅を直撃し、対応した夫人が「事実ではない」と否定している。

しかしマリエはその後も「真実しか話していない」と主張し続けている。

「加害者とされる人たちが否定している一方、マリエさんがまったくの事実無根の話を世間に発信するとも考えづらい。万が一根も葉もないウソなら、名誉棄損や出川さんの出演するCMの損害賠償請求もされかねないですからね。それでもマリエさんは“訴えたら勝てる”と配信で言っていました。相当な自信があるのでしょう」(ワイドショー関係者)

一方、長年バラエティー番組などの第一線で活躍する多忙な出川が、15年前の会合での発言を覚えているかというと定かではないだろう。それでも“そんな記憶はない”というなら、お互い平行線をたどるしかない。

第一報が出た当時、世間はとにかく紳助氏と出川を中心にネットやSNSで批判していた。しかし、ここにきて少し変化が生じているようだ。

それはマリエのあるインタビュー記事が発掘されたことがきっかけだった。そのインタビュー記事の最後の方に、聞き手の女性から「本を出されるんですか?」と振られるとマリエはそれを認め、発売時期に関しては、

《4月末だったり、5月頭っていう感じですけど。かなり衝撃的な内容がたくさん入っているんじゃないかなと……。女の子の生きるヒントになったらいいなって。女の子じゃなくても》

と明かしたのだ。

「15年前の出来事を“なぜ今”告発するのかという疑問を持っていたところに、この情報が持ち上がった。これをうけて、もしかして本の宣伝のためだったのではないかという見方が上がってしまったんです。

マリエさんが今、本を出版してもさほど売り上げは見込めない可能性があった。しかし今は違う。結果的にかなり注目が集まることになった。もし本が出版されれば、マスコミはこぞってマリエさんの本を取り上げることは間違いないでしょう」(芸能レポーター)

もちろん、これは単なる偶然の一致と考えるのが自然だろう。彼女の訴えの内容自体はあまりに切実だからだ。ただし、それ以降のマリエの側からの積極的な発信が途絶えてしまったため、「本の宣伝も考えていた可能性も拭い切れない」という見方が一部では生まれてしまったようだ。実際にヤフーコメントなどを見ているとそれはわかる。

さらに、動画での発信の仕方に関しても、疑問は上がっている。

「話題の告発はマリエさんが、声だけのインタビュアー役である男性の質問に答える形で行われるものでした。しかも、アルコールらしきものを飲みながら、酔った勢いで過去の嫌な出来事を2人でボヤやいているように見えてしまいました。彼女が芸能界のことを考え“同じ思いをする女性が出てきてほしくない”と一大決心で告発した気持ちにウソはないでしょう。であるならば、もっとそれにふさわしい発信の仕方があったのではないか…とも思えてしまうのです」(スポーツ紙記者)

いずれにせよ、注目されるべきは発言そのものであって、発信の仕方やタイミングではないだろう。マリエの告発に揺れる芸能界。はたして今回の騒動は、どんな結末が待っているのだろうか…。

  • 写真YUTAKA/アフロ

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