衝撃発言から見えてくるマリエの「一番の怒り」が向けられた先 | FRIDAYデジタル

衝撃発言から見えてくるマリエの「一番の怒り」が向けられた先

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インスタグラムで過去のトラブルを告発したマリエ。(写真:YUTAKA/アフロ)

インスタグラムのライブ配信で発せられたマリエの告発は瞬く間に拡散し、2週間が過ぎても関連ニュースが毎日のように発信され、世間を騒がせている。

マリエが18歳のころというから、15年も前のことだが、島田紳助氏に呼び出されたマリエは芸人たちのいる前で自分と性関係を持てと促されたという。

そしてその場に同席していた出川哲朗とお笑い芸人『やるせなす』の石井は島田氏を諫めることをせず、「いいじゃん、いいじゃん。やりなよ。面白いよ」などと逆に煽られたというのだ。彼女が拒否したところ、島田氏はこの先仕事がなくなることをほのめかしたという(出川、やるせなす双方とも事務所が強くこれを否定している)。

たしかに衝撃的な話であったが、芸能界やマスコミ、業界に身を置く人の多くは、「なぜ今ごろになって?」と疑問は抱いたものの、内容に関して特に驚きを示すことはなかった。

というのも“この類の話”は当時から業界内では度々噂されていて、その一部は週刊誌に取り上げられたこともあるからだ(もちろん、出川や『やるせなす』のことではない)。マリエの名前こそ出ていなかったが、当時活躍していた女性タレントの名前が複数上がっていた。

私も芸能界から去ったあるアイドルタレントについて、マリエと同様の話を聞いたことがある。その子の話は週刊誌にも書かれていたが、今と違って当時はインターネットもまだそれほど普及していない時代だ。その報道が拡散することはなかった。

しかし時代は変わった。多くの人がマリエの発言を耳にしている。そして様々な意見を述べている。彼女の発言と動向に注目が集まっているのは明らかだ。

今なぜこんな告発をしたのか。マリエの真意は明らかになっていないが、その後の発言からも彼女の本気度が伝わってくるため、芸能界も穏やかではいられない。それはタレントやテレビ局員、芸能プロ関係者にも、本人がかかわったかどうかは別として、身に覚えのある人たちが少なくないからだ。

つい最近、仕事で一緒になったグラビアタレントから聞いた話だが、彼女はタレントになりたての頃、ある芸能プロの社長に「場合によっては“枕”もあるけど大丈夫だよね」と言われたという。

また雑誌のグラビアで活躍しているあるタレントは、紹介された制作会社のプロデューサーに仕事を入れる交換条件に肉体関係を要求されたという。

武井壮が自身のYouTubeチャンネルで、

「パワハラして、女の子を自分の手ごめにして、俺の番組に出すから何とかってことってほぼ無理じゃない? そんなことやったら多分すぐ告発されて終わるでしょ。だから芸能界ってそんなところだって言われても、全然そんなところじゃないっすよ。すごい健全なところ」

と発言したが、「えっ、何言ってるの」と思った業界人は多い。

「どれだけ注目を浴びていてもテレビはこの件に関して扱えません。名前が出た人たちが否定しているということもありますが、ブーメランで帰ってくる可能性が大きいんです。

武井さんはどういうつもりでああいった発言をしたのか図りかねますが、火消しに走っているように感じた人もいるでしょうね。もちろん、昔とは変わったという部分もあるでしょうが…とにかく業界としてはこれ以上話が大きくならないで、自然にしぼんでいくのを待っているといったところです」(キー局プロデューサー)

だが、名前が出たタレントたちはこのままでは済みそうもない。島田氏は引退しているので不明な点も多いが、『やるせなす』と出川は、もっと明確に否定するメッセージを出さなければ厳しい状況に追い込まれることになるのではないか…と見る向きもある。特に出川だ。

「事実でなかったとしても、いかにも出川さんが言いそうな言葉でマリエが証言をしているため、番組で見せるあの独特のキャラクターと重ねてしまった人は多いんじゃないでしょうか。また力のある人におもねる“腰ぎんちゃく”的なキャラも災いしましたね」(バラエティ制作会社スタッフ)

マリエは一連の発言の中で出川について、

「出川さんがCM出てるのはマジで許せない。本当に許せない」

と極端に語気を強めている。

「彼女の言っていることが事実とすれば、毎日のようにテレビに出ている出川さんの姿を見て過去の出来事がよみがえってきたんでしょうね。仕事がなくなった自分とは逆に、今の出川さんは出演番組もCM出演も増え、冠番組もある人気者。そんな出川さんが許せなくなったんでしょう。告発の時はお酒も入っていたから余計に感情が高ぶったのだと思います」(前出・バラエティ制作会社スタッフ)

彼女がいちばん腹を立てているのは、実は島田氏ではなく出川ではないかという見方があるのだ。

結果的に誤報ではあったが、出演番組がなくなったというネガティブな報道まで出てきてしまった出川。この先、マリエの出方によってはさらに窮地に追い込まれる可能性も大きい。

とばっちりを受けることを危惧してなのか、彼を擁護する声が全く聞こえてこない状況で、この危機を脱するにはもはや「法的手段をとるしかない」とまで言う関係者は多い。公に訴えることが、身の潔白を証明する唯一の手段だ、と。それをしない、あるいはできないなら、被害は「たんなる誤情報」で済まなくなる可能性は大きい。この騒動はそう簡単には終わらないようだ――。

  • 取材・文佐々木博之(芸能ジャーナリスト)

    宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

  • 写真YUTAKA/アフロ

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