渡部＆佐々木希、みちょぱ…芸能人「スマホで撮影パシャリ」現場

赤ちゃんを抱いた女性がブランコに腰かけ、ユラユラ揺れる様子を夫がスマートフォンで撮影。バトンタッチして、夫が赤ちゃんを抱くと、今度は女性が父子のツーショットを収めていた。

19年７月、都内の公園で子どもと遊ぶ『アンジャッシュ』渡部建（48）と佐々木希（33）夫妻の微笑ましい姿だ。

芸能人がカメラの前に立つのは、ドラマや映画の現場だけではない。時にはスマホで、自撮りや家族撮りでプライベートな撮影もする。『FRIDAY』は、そうした貴重な一コマをたびたびキャッチ。そこからは、普段は見られない芸能人の意外な素顔がかいまみえるーー。

さりげない１枚にもプロ意識

芸能人やテレビマンが出入りする渋谷のNHK。20年７月の夕方、車寄せロータリーの生け垣に座り込んでいる女性がいた。「みちょぱ」ことタレントの池田美優（22）だ。

白いシャツから肩を出し、セクシーに髪をかき上げるみちょぱ。すると、そばにいた女性スタッフがスマホのシャッターを押す。どうやらインスタ用の写真を撮っているようだ。スタッフが駆け寄り、スマホ画面を見せては、再度撮影。それを何度も繰り返した末にようやく納得の一枚が撮れたようで、二人は送迎車に乗り込んだ。

その日のインスタには、「自然光だとまあまあ明るめにみえるへあー」の文言とともに、髪をかき上げる彼女の写真が。いかにも「なんとなく撮った風」なのだが、その裏でかなり苦労を重ねていたのだ。

この写真には５万人が「いいね！」を押していた。実は真面目でプロ意識が高いところが、彼女の人気の一因なのかもしれない。

共演俳優とコミカルポーズ

秋風が吹く20年11月。横浜市内の遊園地では、朝早くから同年に放送されたドラマ『この恋あたためますか』（TBS系）のロケが行われていた。

ヒロインを演じたのが若手女優の森七菜（19）。16年にデビューするや、次々とオーディションに合格し、ＮＨＫの朝ドラ『エール』にも出演を果たしている。

暑さが和らぎ、19年８月の夜。東京・代官山の通りを、愛犬を連れた小池栄子（40）が歩いていた。友人らしき女性とともに向かったのは、安倍晋三・前首相も行きつけの老舗カフェだ。

席に通された小池が上着を脱ぐとセクシーな胸元が露に。２人はお茶を飲みながらガールズトークに熱中。スマホで自撮りに興じる様子も見られた。

「小池の女優としての評価は高く、引く手あまた。19年９月公開の三谷幸喜監督の映画『記憶にございません！』にも重要な役どころで出演していました」（芸能プロ関係者）

１時間ほどのティー＆自撮りタイムだったが、多忙を極める小池にとっては良い息抜きになったに違いない。

映画やドラマのカメラと違い、使い慣れたスマホの前では、くつろいだ様子の芸能人たち。プライベートでしか見られない表情が微笑ましいのだった。