「ポスト菅」加藤勝信官房長官が小渕優子元経産相と「密会」した夜 | FRIDAYデジタル

「ポスト菅」加藤勝信官房長官が小渕優子元経産相と「密会」した夜

小池百合子都知事が『まん防』適用を要請した日に

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利用していたのは土鍋で炊くご飯がウリの高級和食店。ウニや銘柄牛、キャビアなどをコースで提供する

小池百合子東京都知事が『まん延防止等重点措置』の適用を政府に要請した4月8日。都内の高級住宅地にある割烹料理店に、加藤勝信内閣官房長官(65)の姿があった。

夜9時を少し回った頃、店から出てきた加藤官房長官。約5分後に同じ出口から姿を現した彼の密会相手は……小渕恵三元首相の娘、元経済産業大臣の小渕優子選挙対策委員長代行(47)だった。

二人は自民党の第2派閥である竹下派(平成研究会)所属で、茂木敏充外務大臣(65)とともに「竹下派の総裁候補」と目されている。加藤氏と小渕氏はなぜいま密会する必要があったのか。

「竹下派は竹下登、小渕恵三、橋本龍太郎の3人の総理を輩出した名門派閥です。しかし近年は派閥内から総裁選の独自候補者さえ出せていない状態。そんな中で、重要ポストを歴任してきた茂木外務大臣が総裁選に名乗りを上げる可能性は濃厚です。

一方、加藤氏も安倍政権時代に官房副長官に任命され、菅長官の下で手堅い働きを見せて評価を上げてきた。将来的に宰相の座を狙える位置にいます。この会食は、加藤氏が小渕氏と組んで、茂木氏の派閥内での突出を抑える狙いがあったのではないでしょうか」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

小渕氏は、’14年の経産相時代に政治資金の不正利用を指摘され辞任。会計帳簿のデータが入ったハードディスクを電動ドリルで破壊するという事件があった。

「竹下亘会長(74)は、元首相の娘である小渕氏を日本初の女性総理に推したいという夢があります。しかし今はまだその時期ではないと考えている」(鈴木氏)

政治ジャーナリストの角谷浩一氏は、会食の意図をこう分析する。

「加藤氏は他派である安倍元首相の重用によって、政権の中枢に抜擢されました。そこで権力の流れを目の当たりにして、野心が出てきたのだと思います。現状、ポスト菅と言われている面々は党人派が多く、官僚出身者が少ない。旧大蔵省出身で、霞が関を熟知する加藤氏は有利とも言えます。派閥内で正統な後継者とされている小渕氏を自分の陣営に入れることで、まずは派閥内で主流派になることを目指しているのでしょう」

「ポスト菅」をにらんだ「派閥内争い」の行方やいかに―。

弾むような足取りで店から出てきた小渕氏。去り際に振り返り、「ごちそうさまでした~!」と挨拶し車に乗り込んだ

『FRIDAY』2021年5月7・14日号より

  • 撮影島颯太

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