たった2年でプロに!「韓国の美しき女子ルーキー」の潜在能力 | FRIDAYデジタル

たった2年でプロに!「韓国の美しき女子ルーキー」の潜在能力

韓国女子プロゴルフ1部ツアーに期待のチョン・ジユが参戦中

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モデル並のスタイルと称されている(提供:KLPGA)
モデル並のスタイルと称されている(提供:KLPGA)

今季の韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーで、25歳ながら“ルーキー“として注目を浴びている選手がいる。その名はチョン・ジユ。173㎝の高身長でスラリと伸びた長い脚が際立つ。端正な顔立ちにタイトなウェアもよく似合う。

KLPGAツアーは開幕戦「ロッテレンタカー女子オープン」(4月8~11日、済州島・ロッテスカイヒルCC済州)からスタート。多くのカメラマンがチョン・ジユの第一打を見逃すまいとシャッターを押していた。

今年から日本のCS放送「スカイA」でKLPGAツアーの放送が開始したが、中継ではチョン・ジユのプレーが何度も映し出されていた。

しかし、そんな注目度とは裏腹に結果は予選落ちだった。済州島のゴルフ場は、強風が吹くことで有名。大会期間はグリーン上のボールが動きそうなほどで、プレーに集中できない選手も多かった。チョン・ジユも済州島で試合をするのは初めての経験で、「もっと練習をたくさんしないといけないと思った。コースマネジメントなど足りないところが多い」と猛省していたが、続く第2戦目の「ネクセン・セントナインマスターズ」(4月22~25日、全羅南道・伽耶CC)でも、予選通過を果たせなかった。

韓国のスポーツ・芸能サイト「OSEN」も試合での様子をこう伝えている。

「成績は残念だが、アイドルにも負けない美貌で、メディアから熱い関心を受けていた。“新人”選手に向けられた多くのカメラと注目度は感謝すべきことではあるが、同時に選手への負担にもなる。それでもコロナの影響で観戦できないファンに向けて、カメラを通して笑顔を見せてくれていた」

彼女がこうして注目される理由は、単に容姿がいいだけではない。実は18歳からゴルフを始めたという異色の経歴にもある。

クラブを初めて握ってから約2年後の2015年にはプロ転向するほどの実力を備え、2016年から下部(2部)の「ドリームツアー」で5年間もプレーしている。2020年には同ツアーで悲願の初優勝。2位も2回と安定した力を発揮し、賞金ランキング6位で今季1部ツアーの出場権を獲得した。

2部ツアーとはいえ、すぐにでも1部で優勝できる実力持った選手がひしめいており、それこそ幼少期からゴルフばかりこなしてきたエリートの集まりだ。

18歳からゴルフを始めたチョン・ジユは、当然、エリート選手ではない。そんな彼女が今、1部ツアーの舞台に立っていること自体、奇跡に近いと言わざるをえない。

今季は開幕から2試合で予選落ちとなったが、シーズンは長い。今はまだ1部ツアーの洗礼を浴びている過程と捉えていいだろう。環境に慣れ、さらに経験を積み、自分のゴルフができるようになれば、上位に進出する日もそう遠くはないはずだ。

取材・文:金明昱(スポーツライター) 写真:KLPGA

韓国メディアがその美貌に注目している
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期待のチョン・ジユは韓国女子ゴルフツアー第2戦でも予選通過できず
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遅咲きのプロゴルファーでもある
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173㎝の長身を生かしたパワフルなショット
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ツアーでの活躍が待たれる
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このスマイルが韓国のゴルフファンを虜にしている
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