マリエ イベントで見えた年上男性への依存と事務所との距離
タレントのマリエが4月24日、都内で「Selfhummingプロジェクト」の第一弾として、トークイベントを行った。このイベントは、マリエのインスタグラムで宣伝され、「誰にも言えなかった苦しみ、誰に言っても理解されなかった苦しみ」などをシェアする目的で開催。マリエの紹介者以外は入場NGで、参加者は女性が多かった。
マリエと言えば、今月4日に配信したインスタライブで、18歳のころに芸能界引退した島田紳助さんから“肉体関係”を持ちかけられたと告発。それを制止しなかった出川哲朗、お笑いコンビ「やるせなす」を名指しして糾弾した。
動画はすぐに非公開となったものの、ネット上で拡散され、大騒動に。出川、やるせなすは事務所を通じてともにマリエの主張を完全否定している。
それだけにこの日のイベントにはマスコミも多数駆け付けたが、当然ながら門前払い。気になるトークの中身は参加者一同、口をつぐみ、会場を立ち去るマリエに報道陣が声を掛けても無言だった。
「イベント開始前にはマリエの所属事務所の関係者であろう男性がやって来て、マスコミに『一般人もいるので、引き上げてください』とアナウンスしていました。ただ、その男性もマリエさんのイベントには紹介がなかったので、当初は入れず。事情を説明して、ようやく中に入れてもらっていました。事務所とのいびつな“関係性”が垣間見えた瞬間でした」(スポーツ紙記者)
マリエが“爆弾”を投下して以来、所属事務所は正式なアナウンスを行っていない。
「なにかコメントを出せば、どっちに転んでも炎上する可能性がある。いまは時間が経過して、世間の関心が薄れるのを待つしかないでしょうね。そもそもマリエさんのあのインスタライブ自体がイレギュラー。事務所関係者も寝耳に水で、頭を抱えたそうです。彼らの心境を思うと、心苦しくもなりますよね…」(同・スポーツ紙記者)
ある芸能プロ関係者は、
「ひと昔前なら様々な理由をつけて契約解除、となったかもしれません。しかし、告発という行為の意味合いが変わってきている昨今では、そういうわけにもいきませんし、事務所もある程度は彼女を慮るのでしょう。マリエさんとの”今後”は契約更改の時に決まるでしょう」
と話す。かたや、騒動の主人公であるべき島田紳助氏は沈黙を守っている。一部女性誌では紳助氏が周囲に
「2人で酒を飲んだこともないし、電話番号すら知らん。誘ったことなんてない」
「マリエさんに向けて枕営業の話をしていた事実はない」
と関与を否定していると報じられた。
前出のイベントでは気になることもあった。トークイベントの会場はインスタライブでマリエに合いの手を入れていたX氏の店舗で行われた。一部ではX氏はマリエの“恋人”とも言われる。
「現在のマリエさんはX氏に心酔しているようです。マリエさんとは彼女のライフワークともいうべきSDGs(持続可能な開発目標)の活動をメーンに、女性の地位向上、パワハラ・セクハラ被害など今回の件で浮上した問題についてもサポートしていくようです。イベントも定期的に開催し、いずれは非営利団体にしたいそうです」(女性誌記者)
マリエの乱はまだまだ始まったばかりだ…。
- PHOTO:島 颯太