与沢翼がドバイに建てた豪華すぎる「5億円豪邸」を拝見!
豪邸完成記念インタビュー
ベッドルーム7つ、バスルーム8つ

すべてを失った経営破綻から7年。無一文から大復活を遂げた与沢翼氏(38)が、「終の棲家」まで手に入れた。
与沢氏がこのほど豪邸を建設したのは、「ドバイヒルズ」という現地の超高級住宅街だ。広さは何と1262㎡。2つの豪華なリビングに7つのベッドルーム、8つのバスルーム、極めつけは滝の付いた巨大プールという規格外の大邸宅である。与沢氏本人に、リモートインタビューで完成の喜びを聞いた。
「4月20日に完成しました。土地を購入したのが5年ほど前で、建物が完成したのは’19年10月。そこから内装と庭の工事が始まりました。週に6日、インド人やパキスタン人が20人くらいで工事に来ていましたが、いつ見ても5人は寝ているんですよ。工事が遅れていても誰も気にしない(笑)。土地を買うのも家の内装のデザインを決めるのも〝秒速〟だったんですが、やはり戸建ては時間がかかりますね。その分、感慨深いですが」
土地と建物の価格が約4億5000万円。庭を作るのに5000万円。内装が3000万円。家具や絵画、シャンデリアなども合わせると、総額約5億5000万円。すべて現金一括購入だ。
「セキュリティのための防犯カメラやセンサーも40台つけますし、庭のヤシの木には毎日数時間置きにスプリンクラーで水をあげなきゃいけません。掃除もメイドさん8人がかりで6時間かかります。電気代や掃除代といった維持費は毎月40万円ぐらいかかります」
すべては家族のため
破産後は裸一貫でシンガポールに渡り、金融投資や不動産投資で財を成した与沢氏。現在の純資産は90億円にも及ぶという。近頃は所有する40戸の不動産を管理しながら世界各国を飛び回っていたはずが、どうしてまた戸建てを購入する気になったのか。
「やっぱりマンションに住み続けるのは小物感が出ちゃうのかなって(笑)。カネ持ちは最後は戸建てだろうと。それに、土地を購入した約5年前は、ちょうど長男が生まれた時期だったのも関係しています。庭を作って外で一緒にサッカーしたりバーベキューしたりというのが夢だったんですよ。
『ドバイヒルズ』というのは現在開発中のエリアで、世界のセレブから注目されている。ここに土地を買っておけば将来的に大きな資産になるとも思っています」
六本木ヒルズでギラついていた男がドバイヒルズへ……。再び成功は収めたが、その内面は驚くほど変化しているようだ。
「昔のような野心はありません。目標もないですし、競争もしたくない。不動産を増やすつもりもありませんね。40戸を個人で管理するのはホントに大変なんです。最近も、『ブルジュ・ハリファ』(世界一高いドバイの超高層ビル)の部屋を詐欺師っぽいドイツ人に貸してしまい、家賃不払いで飛ばれるというトラブルがあった。疲れてしまったので、管理は仲介会社に任せようかなとも考えています」
今年6月には、’16年に結婚した元グラドル・相原麻美さん(32)との間に、第二子となる女の子が生まれる予定だ。完成した豪邸で、与沢氏はこんな将来を夢見ている。
「読書をしたり庭で子供たちとバーベキューしたり、数年後には、そんなおじいちゃんのような生活を送りたいと思っています。とにかく毎日を頑張り、家族を守っていくつもりですよ」
実に堅実な夢である。だが、その実現のためには一つだけ問題が残っている。
「妻がドバイを嫌いなんです。実際、いまも妻と息子はタイに住んでいます。ドバイってすべてがゴージャスで生活感がないんですよ。妻としてはそれが嫌みたいで。ドバイに移ってくるように説得していますが、いまのところ失敗しています。タイでの出産が無事終わったら、もう一度話し合おうと思っているんですが」
せっかく建てた大豪邸で一人暮らし……なんてことにならなければいいが。







『FRIDAY』2021年5月7日・14日号より