紀州のドンファン事件 逮捕の元妻追いこむ警察の「驚愕シナリオ」 | FRIDAYデジタル

紀州のドンファン事件 逮捕の元妻追いこむ警察の「驚愕シナリオ」

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事件から3年経ち逮捕された紀州のドンファンこと野崎幸助さんの元妻・早貴容疑者

迷宮入りも囁かれた「紀州のドン・ファン事件」が新局面を迎えた。

和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助さん(享年77)が変死した事件で、県警は4月28日、多量の覚醒剤を摂取させて殺害したとして、元妻の須藤早貴容疑者を殺人と覚醒剤取締法違反容疑で逮捕した。

野崎さんは‘18年5月24日夜、自宅の寝室のソファに全裸で座り込んだ状態で亡くなっていた。遺体に不自然な点があり、警察が司法解剖を行った結果、体内から致死量を上回る覚醒剤成分を検出。県警は殺人容疑で捜査していた。

「4月下旬に和歌山県警の捜査員が大挙、東京にやって来て『いよいよ』という空気だった。当初はゴールデンウィーク明けの6日の逮捕を想定していたが、Xデーを察知した須藤容疑者がドバイに高飛びする計画を立てていることがわかり、(逮捕を)早めたと聞いている」(全国紙社会部記者)

都内タワマンに住む須藤容疑者は2週間ほど前から新宿・歌舞伎町で派手に“ホスト遊び”を繰り返していたという。電撃逮捕にネット上では「やっぱり」という声が大半だが、問題はここからだ。立件の可否を巡って意見が割れているのだ。

野崎さんが亡くなった時間帯、自宅には須藤容疑者しかいなかったこと、台所や掃除機から覚醒剤が検出されたこと、そして彼女自身がスマホで覚醒剤について調べ、密売人と接触していた可能性が高いことが新たにわかっている。

それでも『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に出演した弁護士の橋下徹氏は「この事件の立証をめぐっては公判で相当し烈な戦いになる」と予測。理由として

「覚醒剤は自分で使うためだった、とする可能性は排除できるのか。離婚を持ち出されたのが動機としていたが、だったら殺人じゃなく財産分与の方が安全でしょ、というストーリーもある。覚醒剤の密売人が言うことなんかもどこまで信用できるのか」

と話した。

4月29日放送の『キャスト』(朝日放送)に出演したジャーナリストの大谷昭宏氏も、

「仮に売人をつかまえ、覚醒剤のブツを押さえたとする。そしてブツと野崎さんの体内から出てきた覚醒剤の不純物が一緒かどうかを調べる。変な話『私たち夫婦生活の中で覚醒剤を使ってました』と言い逃れられたらどうしようもない。果たしてこれで本当に立件する気だったのか?」

と首を傾げた。

異論や疑問が続々出るが、他方で当局も入念にシミュレーションしてきた。

「覚醒剤取締法違反容疑は“保険”。それで拘留し続け、須藤容疑者から殺人の自白を促すことが狙いだろう。それが無理でも状況証拠の積み重ねで、立件は可能と踏んでいる。事前に検察とも打ち合わせており、裁判になれば、殺人だから裁判員裁判の対象となるわけで、一審は有罪判決に持ち込めると考えているのではないか。

当初は“共犯者”の存在も疑われた。しかし、家政婦や野崎さんの会社の“番頭”さんにはアリバイがある。(犯行は)計画的に思えるが、よく見ると短絡的かつ幼稚。須藤容疑者の“単独犯”というのが当局の見立て」(前出・全国紙記者)

須藤容疑者は警察の事前の聴取に「身に覚えがない」と繰り返していたという。法廷で“真実”が明らかになる日は来るのか――。

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  • PHOTO吉田 隆

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