渡邊圭祐が『恋はDeepに』で「大型犬みたいな弟」になったワケ | FRIDAYデジタル

渡邊圭祐が『恋はDeepに』で「大型犬みたいな弟」になったワケ

綾野剛の弟役で大注目のイケメン!

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渡邊圭祐(撮影:加藤誠)

昨今、テレビという枠組みは外され、YouTube、TikTok、ネットTVなど、世間に顔を広めようと思えばいつでも誰でも始められる、そんなエンターテインメント戦国時代。混戦を極める中、渡邊圭祐『仮面ライダージオウ』シリーズに始まり、昨年放送され最高視聴率15.4%を記録したTBS系火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』、そして現在放送中の連続ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系/毎水/午後10時〜)と、次々とヒット作への出演を勝ち取っている。

しかも今回は、主演・綾野剛の弟・蓮田榮太郎役ということで、登場シーンも多く、自然と彼の演技に目が向いてしまう人も多いのではないだろうか。

「榮太郎についての資料を最初にもらって読んだ時、自分と重なる部分がすごく多いなって感じたんです。だったら素に近いテンションでもいいのかと一瞬思ったんですけど、台本を読んだら、榮太郎は対立している2人の兄の橋渡し的な要素もあるんだなって。だから、割とドライでローテンションなお兄ちゃん2人との距離感を大事にしています。意識的に人との距離を近くっていうことを考えていたら、今の“犬”っぽい榮太郎が出来上がりました(笑)」

榮太郎スマイルを携えて出てきた「お兄ちゃん」。人懐こいハンサムというのは、それだけで殺傷能力を兼ね備えた武器になることを体現している。

そんな榮太郎だが、確かに犬っぽさは否めない。ドラマの中で彼が演じている榮太郎は、身長182cmということも相まって大型犬を想像してしまう人も少なくはないはず。

「実は、ドラマへの出演が決まった時に、(綾野)剛さんからお電話いただいたんです。『最高の兄弟にしよう』って言ってくださって。その時、役柄とかも相談に乗ってもらっていて、僕が『榮太郎って犬っぽいですよね』って話したら、『大型犬だよね、ゴールデンレトリバーみたいな感じ』って(笑)。なんかすごい腹落ちしました。

小さい頃、近所の友達がめちゃくちゃデカいゴールデンレトリバーを飼っていて、そのイメージで演じています。知ってる人が来たら嬉しくてすぐに飛びかかっちゃう、みたいな」

渡邊圭祐(撮影:加藤誠)

ドラマが放送を重ねるごとに、その愛くるしさで世の女性を次々と虜にしている渡邊圭祐。第2話放送終了後には、デートに遅れた榮太郎が「君に似合う花を探していて」という、許さざるを得ないどころか好感度爆上げの“言い訳”を披露。ネットのニュースには「デートに遅刻していい理由があった」という内容とともに、彼の笑顔が輝いていたのが記憶に新しい。

そして渡邊圭祐といえば目力の強さも印象に残る人物だが、過去のインタビューを漁ると面白いことに彼は自分の目を「死んだ目」だと言っていたことがある。

「そうなんです(笑)。客観的に見ても僕自身はそう思っていて。だから、榮太郎を演じる時は目が死なないようにっていうのを心掛けていて。生き生きと、色んなことに希望を持っているし興味がある。それは演じる上ですごく意識している部分ですね。

去年、大御所の俳優さんとご一緒させていただいた際に、その方がモニターで僕の演技を見てくださっていたんです。その時、『良い目だな』って声をかけてくださって。それがすごく嬉しくて。そのひと言が、自分がやってきたことの答え合わせになったし、自分の自信にも繋がって。それが今の、僕が役者として活動する上での軸になっています」

大御所俳優からも一目置かれる新人俳優は、ドラマ、映画への出演が続き、12月には舞台も決まっている。そんな、役者としてのスターダムを順調に駆け上がっているように思えるが、そのデビューのきっかけは意外にもスカウトだったのだとか。そもそも、彼は芸能界に興味があったのだろうか?

「多分興味がない人っていないんじゃないかな? ほとんどの人がテレビや映画、何かしらの映像作品や雑誌を見て育ってきていると思うんですよね。自分自身もそうだったので、このキラキラした世界っていうのは憧れのひとつではありました。ただ、絶対になるんだっていう明確な意思はなかったですね」

こんなにハンサムだったら、確かに芸能プロダクションの方々は放ってはおけないはず。彼をこの世界へ導いた方には「Good job!」と心の中で感謝の意を唱えつつも、気になるのはもしこの世界に入っていなかったとしたら、渡邊圭祐は一体どうなっていたか。

「ブライダルプランナーになりたかったです。人の幸せに寄り添う仕事って素敵だなって思っていて。資格だけでも取っておこうかなって思った時期もありました。地元の友達の結婚式とか、参加できなかったときとか、後で写真見せてもらうんですけど、心の底から素敵だなって。人が幸せになる企画に仕事で携われるのとか憧れます」

正直、こんなイケメンがプランナーさんとして対応してくれたら、心強いどころか新郎は少し不安になってしまうのではなかろうかなどと無粋な想像をしてしまう。だが、どこまでも目を輝かせながら “あったかもしれない”未来の話を語る彼を見て、つい自身の結婚観について聞いてみた。

「結婚はしたいです。でも、今は恋愛したいって気持ちは全くなくて。役者って仕事が本当に楽しくて、今は自分自身仕事に集中しなきゃいけない時期だと思っているので。僕、器用な方じゃないんです(笑)。多分、今ここで恋愛してたらセリフが全然入っていないとか、役の気持ちの流れがわかってないとか、ボロボロになると思う。ただセリフを発するだけなら、僕じゃなくてもいいっていう状況に陥る気がする。今は、恋愛って成分を自分の中には入れたくないし、入ってきた相手も、僕からは何も得られるものもないと思うんで(笑)」

渡邊圭祐(撮影:加藤誠)

役として常にストイックな姿勢を自分に課している渡邊圭祐。では、彼のプライベートは一体どんな成分でできているのだろう。

「趣味が本当にない人間なんです。でも、最近ハマり出したのはスムージー。大々的に言うことでもないんですけど(笑)。やっぱりこういう時代になって、健康には気をつけるようになりました。外出自粛期間が続く中、自分に向ける時間が取れるようになったのがキッカケだったんですけど、やっぱり体を大切にしなくちゃって。

フルーツだと、リンゴとかパイナップルが好きですけど、スムージーっていったら勝手なイメージでバナナは入っていなきゃって(笑)。今はコンビニとかでも手軽に買える時代だから、ついつい頼っちゃってますけど、ゆくゆくは良いブレンダーを購入して、優雅な朝を迎えたいなって思っています」

そう遠くない未来、主演俳優としてテレビやスクリーンで会えるであろう彼に、最後にどうしてもひとつ聞きたいことがあった。今後彼は、どんな役者を目指していくのか。そして、デビュー3年目の今だからまだ語れる、忘れないでいたい初心の気持ちとは。

「これまで『こういう作品に出て〜』とか、なんとなくの目標をひとつひとつ決めていたんです。すごくぼんやりとしたものだったけど。でも、去年からこういうご時世になって状況が変わってきてしまった中で、今後の目標を今持つのは逆に野暮だなって。

とにかく今、自分がいただけている仕事だったり、作品だったりに、自分が持っている全部の熱量をぶつけることが大事なんじゃないかって思っています。どんな役者さんにってもし言わせていただけるのであれば、今は“役者・綾野剛と対等に喋れる俳優”になりたいって思っています。

ただ、その中で忘れないでいたいことは、僕自身が楽しまないと、楽しいものは届けられないっていう気持ちかな。それは仕事だけの話ではないんですけど、何をするにしても自分が楽しむことを優先的に考えるっていう物差しは、僕の中でこれからも持ち続けたい大切な物です」

「今を大事に」と言いつつも、やはりこれからの未来を見据えずにはいられない。そんな風に瞳を輝かせながら語る姿を見ているだけで、役者としての今後を期待させるには十分過ぎる。「実は、役者としての心構えみたいなものを剛さんから教えてもらっていて。ただこれは僕だけの物にしたいから教えられません(笑)」と、堂々とした口調で、でもどこか人懐こい笑顔を滲ませながら語る渡邊圭祐。

彼がこれから続く長い役者人生で、その目標を達成したと視聴者が、ファンが認めた時、この日語られなかったその“心構え”を尋ねてみるのも一興だ。

渡邊圭祐(撮影:加藤誠)

渡邊圭祐に5つの質問

Q1 あなたが人に自慢できることは?
A1 地元の友達!
僕の友達って面白くて良い奴しかいないんです。どこに出しても恥ずかしくない友達しかいないと思っています(笑)。だからぜひ皆さんにも僕の友達を共有したくて、この回答になりました。常に連絡を取り合っているのは5人くらいだけど、数えられないくらいは友達がいるはず(笑)。

Q2 今、プレイリストに入っているお気に入りの音楽は?
A2 KANDYTOWN
元々KANDYTOWNが好きで、中でも『Until The End Of Time』という曲がお気に入りです。元いたメンバーに宛てた曲だったり、彼らの曲に賭ける思いが伝わってくるのが良いです。あと、シンプルに聴き心地が良いので、気付いたら聴いていることが多いです。

Q3 影響を受けた作品は?
A3 『勝手に生きろ!』
チャールズ・ブコウスキーの小説。彼の生き様が滲み出ているような文体がすごく好きで。すぐ手に届くところに本が置いてあるから、4〜5ページ読んでは閉じるっていうのを繰り返しています。軽い気持ちで読めるからこそ、この本に影響を受けているのかな。放蕩者にはさすがになりたくないけど、自分の本能に従順な生き方ってカッコイイなって。「勝手に生きろ」は、僕が座右の銘にするくらい好きな言葉になりました。

Q4 毎日していることはありますか?
A4 湯船に浸かる
朝はシャワーだけなんですけど、夜は必ず湯船に浸かるようにしています。入浴剤を入れて、音楽かけて。元々銭湯とか温泉が大好きで、お湯に浸かっていると落ち着くんですよね。役者って家でも台本を覚えるっていう下準備が必要な仕事だけど、お風呂にだけは絶対に仕事を持ち込まないって決めています。

Q5 好きなタイプは?
A5 ショートカットの子
ショートカットの子がタイプかな。なんか、あの飾らない雰囲気が好きなんですよね。年齢は、年上でも年下でも特に気にしないんですけど、笑顔が素敵な人がいい。やっぱり笑顔が似合う人って自然と目がいっちゃいますよね。

渡邊圭祐(わたなべ・けいすけ)

1993年11月21日生まれ、宮城県出身。
2018年ドラマ『仮面ライダージオウ』でデビュー。
その後、『恋はつづくよどこまでも』『MIU404』や映画『ブレイブ -群青戦記-』などのヒット作品に立て続けに出演。
現在は『恋はDeepに』のほか『ゼロイチ』にも出演中。

渡邊圭祐(撮影:加藤誠)
渡邊圭祐(撮影:加藤誠)
渡邊圭祐(撮影:加藤誠)
渡邊圭祐(撮影:加藤誠)

撮影:加藤誠
取材・文:小室麻衣
構成:SUPER MIX

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