あのブランド麺も参戦!「辛いカップ&袋ラーメン10」食べ比べ
人気店やご当地麺…夏に向けてますます盛り上がる「激辛」ラーメン市場!
ここ数年ブームとなっている激辛ラーメン。
そこで、
今回、辛さを5段階評価するにあたって、「辛さ3」の基準にしたのは、韓国発の激辛ラーメン「辛ラーメン」。これを基準に実食者の感覚で辛さを1~5で評価しているので、ご参考にされたし。
人気ブランド麺が激辛戦線に殴り込み!
■カップヌードル シビれる花椒の火鍋ヌードル(日清食品)
激辛レベル:2 ☆★☆☆☆
中国料理の「火鍋」を再現したカップヌードル。唐辛子のシビれ、花椒の痺れ、10種類のスパイスによる苦味や風味が押し寄せる複雑な味わい。辛さ自体はそれほどでもないが、中華風味のスパイシーなスープと“謎肉”との意外な相性のよさが楽しめる。
■MARUCHAN QTTA EXTRA HOT(東洋水産)
激辛レベル:3 ☆☆★☆☆
唐辛子系の辛さがストレートに味わえる一杯。さらに食べ進めるとシビれも後からついてくる。QTTAならではの歯ごたえがしっかりした太麺と、挽肉、キャベツ、インゲンなどの具材でボリューム感もあり、辛さ、ボリュームとも満足度が高い。
■サッポロ一番 みそラーメン 旨辛(サンヨー食品)
激辛レベル:2 ☆★☆☆☆
国民的インスタントラーメンも激辛戦線に参戦。しっかりした辛みを出しつつ、「サッポロ一番」シリーズのイメージを壊すことなく、全体的にマイルドな味わいに仕上げているのはさすが。縮れ麺の旨さも堪能できる一杯。
人気店監修によるハイレベルな激辛ラーメン
■蒙古タンメン中本 辛旨味噌(セブンプレミアム)
激辛レベル:4 ☆☆☆★☆
現在の激辛ラーメンブームの立役者である「蒙古タンメン中本」監修、セブンイレブン限定販売。とろみのある激辛スープは濃厚で旨みが強く、太麺との絡みも抜群。豆腐やキャベツといった具材の食感も再現度が高い。ライスにもよく合う。
■東京タンメントナリ監修 辛激タンメン シビレ(明星食品)
激辛レベル:4.5 ☆☆☆★☆
タンメンの人気店監修、ローソン限定販売。フタを開けると漂うニラの香りに食欲がそそられる。さらにショウガがきいたスープは、花椒の痺れる辛さと相まって複雑な味わいに。辛さは今回の商品の中でもトップクラス。縮れ太麺ともよく絡む。
ご当地激辛ラーメンが続々登場!
■元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン メチャ辛(サンヨー食品)
激辛レベル:3.5 ☆☆★☆☆
川崎市民のソウルフード「元祖ニュータンタンメン本舗」を再現したカップ麺。すっきりクリアな塩味スープで、唐辛子の辛さがダイレクトに伝わる。ふわふわの溶き卵、鶏そぼろの優しい味わいの具材が辛さとの絶妙なバランスを実現。
■勝浦タンタンメン
激辛レベル:2.5 ☆★☆☆☆
千葉県勝浦市で食べられているご当地ラーメン。その特徴であるたっぷりのラー油とタマネギをしっかり再現。見た目ほどの辛さはないが、その分ラー油の香りや鶏べースのスープ、ストレート麺の味わいが楽しめる。全体的にハイクオリティな一杯。
■即席赤からラーメン(寿がきや)
激辛レベル:2.5 ☆★☆☆☆
名古屋発祥の居酒屋チェーン「赤から」と、東海圏のソウルフード「寿がきや」のコラボレーション。スープはすっきりめで辛さの中にほんのり甘みが漂う仕上がりに。歯ごたえのある麺との相性もよい。
■明星 チャルメラ 宮崎辛麺(明星食品)
激辛レベル:4 ☆☆☆★☆
宮崎県のご当地激辛ラーメン「辛麺」をチャルメラが再現。「チャルメラだから……」と高を括ると痛い目に遭う辛さ。鋭く突き刺さるような刺激で、激辛好きも満足できるはず。溶き卵(別で用意)のマイルドな甘さが余計に際立つ。
その他
■日清爆裂辛麺 極太激辛ラーメン(日清食品)
激辛レベル:4.5 ☆☆☆☆★
唐辛子の強烈な辛さが勢いよく口に広がり、油断するとむせかえるほど。さらに特徴はインスタント麺の限界を超えるような極太面。ワシワシの麺と辛さと旨みが強いスープとの相性がよく、食べ応えも十分。
激辛ラーメンは、年々そのクオリティや再現度が上がっており、今後も夏に向けてさらなる新商品が登場する予感。辛いものが好きでも、なかなか外食や外出がままならない現状のストレスを、激辛ラーメンで吹き飛ばしてみてはいかが?
- 取材・文・写真:高橋ダイスケ