近藤真彦「自粛中の身勝手な退所」でジャニーズ事務所はあきれ顔
活動自粛中の退所はファンだけでなく、古巣のジャニーズも納得がいかないようだ。
4月30日をもってジャニーズ事務所を退所した歌手の近藤真彦に批判が集まっている。
近藤は昨年11月の25歳下の一般女性との5年にわたる不倫が報じられ活動自粛。ここまでの不倫スキャンダルはジャニーズタレントでは前代未聞だった。
近藤は昨年、デビュー40周年というメモリアルイヤーだったが、不倫問題で活動ができなくなりファンを悲しませる事態に。そして自粛が明けることを待たずに、ジャニーズ事務所を退所してしまったのだ。
「ジャニーズ事務所に近藤さんが退所を申し入れたのは4月の中旬。つまり4月30日の退所までおよそ2週間というタイミングで“辞める”と言いだした。社会人として常識的に考えてそんな突然、辞めるということはあり得ない。
事務所の幹部も相当驚いたそうですが、呆れて誰も引き止めることはしなかった。近藤さんは世話になったスタッフや自分のマネージャーにも辞めることが決まった後“辞めるよ”と報告したそうです。これじゃ筋が通らないでしょう」(芸能プロ関係者)
そのジャニーズの怒りは、弟分の東山紀之が代弁した。
5月2日放送の『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)に出演した東山は近藤に向け、
「僕らはたくさんのファンの人たちに支えられている。それに向き合うのが礼儀のひとつだと思う」
と苦言を呈したのだった。
「東山さんは近藤さんとサシで飲むほど仲が良かったと言われています。そんな東山さんだからこそ“近藤さんのコメントは薄っぺらい”と非難できたのでしょう。
あの発言は東山さんの暴走ではなく、事務所内の空気を代弁した内容だと思いますよ。実際にジャニーズと親しい芸能レポーターさんも、近藤さんに厳しいコメントをワイドショーでしていますからね。ジャニーズ公認の非難ということで間違いない」(スポーツ紙記者)
近藤は不倫を認めた上で活動を自粛していたが、夫婦関係はどうなっているのか。
「離婚はないと聞いています。今回の退社も奥さんと相談して決めたようなので、不倫は何とか許してもらえたのでは…」(芸能レポーター)
ジャニーズ事務所といえば、郷ひろみが去り、フォーリーブスが解散した後は低迷期に入った。それを救ったのが近藤だった。「スニーカーぶる~す」(‘80年)、「ギンギラギンにさりげなく」(‘81年)などを次々とヒットさせ、事務所の救世主となったのだ。
また近藤は公私共に黒柳徹子と親交が深いことで知られる。黒柳はかつてのインタビューで
「私をはたから見て、『もうダメだ』と思ったときは、マッチが引退を宣告してくれることになっている」
と明かした。それほど近藤に全幅の信頼を置いているようだ。黒柳としても不倫騒動と突然のジャニーズ退所には心痛めているのではなかろうか。
そして、気になるのは今後の近藤の活動だ。
退所した30日と同じ日に、近藤が監督を務める『KONDO Racing Team』の公式HPでは
《弊社としましては、従来通りのレース活動を継続していくことを報告させて頂きます》
と発表。今後は好調だというレースチームの監督としての活動がメインになっていく公算が大きい。ジャニーズの“伝説のアイドル”は、不倫スキャンダルという形であっけなく芸能界から去ってしまうのだろうか…。
写真:ロイター/アフロ