今季ドラマ一人勝ち!長澤や広末を圧倒する「黒木華のバディ力」 | FRIDAYデジタル

今季ドラマ一人勝ち!長澤や広末を圧倒する「黒木華のバディ力」 

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パンツスーツを着こなす黒木華が演じるのは東大卒の裁判官。現場には主演の竹野内豊の姿もあった。今年4月撮影

恋愛ものに警察ミステリー、大人の会話劇や若者の青春群像劇、さらには“離婚”に焦点を当てたものなど、バラエティに富んでいると好評だった今期のドラマ陣。ところが回が進むにつれ、どのドラマも軒並み視聴率が下降路線に。試みこそ悪くなかったものの、結果が出せずもがいている状態だ。

その中で、唯一成功を収めていると言えるのが、竹野内豊(50)と黒木華(31)の裁判官バディものドラマ『イチケイのカラス』(フジテレビ系)だ。ここへきて、鳴り物入りでスタートした阿部寛(56)主演の新『ドラゴン桜』(TBS系)もとうとう抜いてしまった。

納得できないと、すぐに「職権」とやらを発動して自分で調査を始めてしまう型破りな裁判官・入間みちお(竹野内豊)が主人公。生真面目でルールに杓子定規な坂間千鶴(黒木華)は、入間のやり方に最初は反発するものの、次第に彼の信念に共感していく、というものだ。毎回、隠された真実が明らかになりスカッとするストーリーラインと、正義に対する一貫した軸が見えることが好評の理由のようだ。

が、他のバディものドラマと比較してみると、もう一つ、『イチケイのカラス』の成功理由が見えてくる。それは“バディ女子”の力だ。

今期は他にも、主役の男性キャラクターを女性がサポートする、という構成のドラマが多い。『ドラゴン桜』で阿部寛をサポートする弁護士役の長澤まさみ(33)。警察ミステリー『桜の塔』(テレビ朝日系)で玉木宏(41)をサポートする女刑事役の広末涼子(40)。そして探偵ものコメディ『ネメシス』(日本テレビ系)で、櫻井翔(39)の助手役を務める広瀬すず(22)だ。

そこで芸能記者や編集者たちに、彼女たちについての取材をおこなったところ、圧倒的多数で「黒木華のバディ力に一票」の声が上がったのだ。

「衰え知らずの顔面力と、独特のオーラで視聴者を魅了していますが、正直言いますと、竹野内豊はそこまで演技力が高い役者さんではありません。演じている入間みちおの飄々としたキャラクターも、一歩間違えればシャキッとしないものになってしまいます。その入間をとても魅力的な存在にしているのが、黒木華さんの演技だと思います。彼女の入間に共感していく様にリアリティがあるので、入間の信念にも力強さが生まれている。さすが、としか言いようがないですね」(テレビ誌編集者)

広瀬も長澤も…厳しい評価

一方、他の“バディ女子”たちへの評価はどうかというと、少々厳しいようだ。それぞれの評価理由を聞いてみた。

長澤まさみ

「『ドラゴン桜』の長澤さんは、良くないほうの長澤さんが出てしまったと言いますか……。彼女は役によって評価にムラがあり、わりと重たい女性や生真面目なキャラクターを演じると、ハマるのです。一方でNHK大河ドラマ『真田丸』(2016年)のときの“きり”役のように、一生懸命な空回り系女子を演じたときは、不評意見が多勢を占めてしまいます。今回はまさにそのパターン。阿部寛は演技力が高いのでバディによって左右されることはありませんが、長澤まさみは“より彼の存在を魅力的に見せる”という役目は果たせていない印象です」(芸能ライター)

広末涼子

「『桜の塔』の玉木宏はカッコ良さは抜群ですが、残念ながら演技は普通です。それだけにバディの演技力がすごく重要になってくるのですが、お世辞にも広末涼子は上手いとは言えません。個人的に“チンアップ”と言っているのですが、彼女はアゴを上げて話す独特のクセがある。これは、人がムキになったときや突っ張っているときに取りやすい動き。そのためチンアップで話すとどうしても演技がわざとらしく見えてしまう。『桜の塔』はストーリーじたいはなかなか面白いのですが、広末涼子のチンアップでイマイチ物語に入り込めないところはある気がします」(Webマガジン編集者)

広瀬すず

「『ネメシス』の広瀬すずはオシャレでかわいいし、演技も決して悪くない。ならば主演の櫻井翔の責任かというと、似たようなテイストのドラマ『謎解きはディナーのあとで』(2011年/フジテレビ系)で北川景子(34)と組んだときは、大好評を博して何度もスペシャルが作られたほどですから、そうとも言いきれない。しいて広瀬すずに原因を挙げるとしたら、最近の彼女はやや女優として迷っている時期なのか、あまり勢いが感じられません。それゆえ、そもそも演技力が高くはない櫻井翔を、引き上げるところまではサポートできていない、という感じでしょうか。ただこのドラマはストーリーもイマイチですし、そこまで広瀬すずに求めるのは酷だと思いますが……」(芸能ライター)

どうやらこのまま『イチケイのカラス』の独走を許してしまいそうな気配。それほどまでに、バディ女子の影響力というのは偉大なのである。

  • 取材・文奈々子

    愛媛県出身。会社勤務を経てフリーライターに。女性誌や週刊誌でタレントのインタビュー、流行事象の分析記事を扱う他、連ドラ、話題の邦画のチェックは欠かさない。雑誌業界では有名な美人ライターだ

  • 撮影近藤裕介

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