エンゼルス大谷翔平 なにがそんなに変わったのか…シンプルな答え | FRIDAYデジタル

エンゼルス大谷翔平 なにがそんなに変わったのか…シンプルな答え

野球の天才は誰にも止められない ベーブ・ルースの再来 全米が「ショータイム」に熱狂中

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18日、「2番・DH」を打席に立った大谷は目の高さに飛んできた151㎞のボール球を豪快にスタンドへ。飛距離は131mを記録
18日、「2番・DH」を打席に立った大谷は目の高さに飛んできた151㎞のボール球を豪快にスタンドへ。飛距離は131mを記録

いったい誰がこの男を止められるのか。

日本時間5月17日に行われたレッドソックス戦で、9回表ツーアウトの土壇場で打席に立ったエンゼルス・大谷翔平(26)は逆転ツーランを打った。しかし「ショータイム」はそれだけでは終わらなかった。18日のインディアンス戦では2回裏にボール球をスタンドに運んだ。

さらにその翌日、インディアンスとの第2戦初回裏の第一打席で大谷は直球を捉え、3試合連続となる本塁打を放った。これがメジャーリーグ単独トップに躍り出る14号ソロとなった。スポーツライターの友成那智氏はこう解説する。

「今季の大谷選手は打つタイミングのブレを修正し、振り遅れることがなくなりました。狙い球を捉えられるようになり、出塁数を伸ばしています。メジャーリーグは今年、飛びにくいボールを採用しています。その中で大谷選手はシーズン序盤から長打を打ち続けているんです。米国西海岸の一部の球場では夏に空気が乾燥し、ボールが飛びやすくなるので、さらに記録を伸ばしていくと思います」

日本人初の「ホームラン王」誕生もいよいよ夢物語ではなくなった。

「ケガなく今のペースのままいけば、本塁打を間違いなく44〜45本は打つでしょう。現時点で大谷選手はホームラン王に非常に近い選手と言っても過言ではありません」(友成氏)

大谷が握るバットには今、「野球の神様」ベーブ・ルースが宿っている。

『FRIDAY』2021年6月4日号より

  • 写真共同

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