菅総理のポスターが突然はがれた!自民党に吹きすさぶ「不吉な風」 | FRIDAYデジタル

菅総理のポスターが突然はがれた!自民党に吹きすさぶ「不吉な風」

これは何かの前触れか、それとも…!永田町でうごめく政局論

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重鎮の集まる場で突然菅首相のポスターが「はらり」…。

怪奇現象か…

一陣の風が自民党本部8階の会議室を吹き抜けると、「国民のために働く」と記された菅義偉総理のポスターがゆっくりと剥がれ落ちそうになった。

女性秘書が慌てて貼り直すも、ポスターの近くに居た議員から「曲がってるよ」と指摘され、再び修正に向かう。

「怪奇現象?」
「何かシンボリックだよね」

議員同士が苦笑し、そう囁きあっていた――。

これが正しいポスターの状態だったが…(撮影・鬼怒川毅)
急いで秘書が貼り直した(撮影・鬼怒川毅)

5月21、甘利明氏が会長が務め、安倍晋三前総理や麻生太郎副総理・財務相ら重鎮が最高顧問に名を連ねる「半導体戦略推進議員連盟」の初会合が開催された。同議連は菅政権が掲げる経済安全保障戦略を牽引する趣旨で設立されたが、「菅の次を見据えた主導権争いの場ではないか」との見方も広がっている。

「菅政権はコロナ対策で後手にまわり、時事通信の5月調査では支持率が32%まで下落し、発足後最低を記録した。『次の衆院選、ガースーで勝てるのか…』との不安が党内で広がっている。

その一方で、7年8ヶ月の歴代最長政権を築いた安倍さんの動きが活発だ。憲法改正のシンポジウムや自民党新潟県連の会合に出席、『ポストコロナの経済政策を考える議員連盟』『保守団結の会』『原子力リプレース推進議員連盟』の議連にも顔を出す。『いつでも私が復活する準備はできている』『私が一声かければ政局は動く』と仄めかしているようだ」(半導体議連に出席した議員)

「安倍再々登板」の声が広がるが、実は誰よりもそれを望んでいるのが、盟友の麻生副総理であるという。

「エスタブリッシュである麻生さんにとって、秘書・市議から叩き上げの菅さんに頭を下げるのは胸内では面白くない。安倍政権時に国会などの場で総理に質問が集中すると『あんな質問には答えなくてもいいでしょう』『私が代わり答えましょうか』と頻繁に耳打ちしていた。しかし、いま菅総理の横に麻生副総理が座るも、耳打ちする回数は数えるほど。

麻生さんは副総理・財務相で形式上ナンバー2。だが、実質のナンバー2は二階(俊博)幹事長で、官邸でも党でも発言力の低下は否めない。安倍さんが再びトップにたてば、麻生さんはまた名実ともにナンバー2に復帰できる」(全国紙政治部記者)

そんな「麻生の乱」を二階幹事長が黙ったままでいるはずもないが、安倍前総理が所属する細田派は98名、麻生派は55名で、足せば150名を超える。同議連には岸田文雄元外務相も参加。47名の岸田派を加えたら、200名近い。50名に満たない二階派と無派閥の菅総理では「数の力」に歴然とした差がある。

同議連は、政局を主導する力のある二人の総理経験者が参加するとあって、多くのメディアが駆けつけた。会の冒頭で、麻生副総理はマスコミを睥睨しながら、こう語った。

「普段、半導体にまったく縁のないマスコミがいっぱいここにおります。政局にからめて報じたいのでしょうが、期待外れに終わります。私も、半導体について話すために来ましたから。(甘利氏も加えた)3人がそろえば政局という感じだろうが、その期待は外れるよ」

麻生副総理がそう挨拶し、会場を沸かしていたときにコロナ対策で開かれた窓から風が吹き抜け、菅総理のポスターが剥がれかけたのだ。

これは偶然なのか、それとも――。

  • 取材・文岩崎大輔PHOTO鬼怒川毅

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