2度の登録抹消で評価急落…巨人・菅野「メジャーでの過酷な役割」 | FRIDAYデジタル

2度の登録抹消で評価急落…巨人・菅野「メジャーでの過酷な役割」

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今季も2度の登録抹消で身体の状態が不安視される菅野。メジャーの評価も揺らいでいる(画像:共同通信社)

1ヵ月ぶりの1軍マウンドになりそうだ。

巨人のエース・菅野智之(31)が、6月4日からの日本ハム3連戦で復帰予定だという。菅野は5月7日のヤクルト戦に先発し、右ヒジの違和感を訴え4回で降板。翌8日に出場選手登録をはずれ、2軍で調整していた。

「エースの復帰はチームにとってプラスでしょうが、喜んでばかりはいられません。菅野は3月30日にも足に違和感を感じ、今季2度も登録を抹消されています。特に今回痛めた右ヒジは、14年に靭帯を損傷するなど過去に何度かケガをした箇所です。

20年には満足に練習できないほどの腰痛に悩まされ、通常は1〜2点台の防御率が3点台後半まで落ちました。満身創痍なんです。日ハム戦で復帰するのは、先発投手が足りないチーム事情もあるでしょう。ムリをして、再び異変が起きなければ良いのですが……」(スポーツ紙担当記者)

移籍選手ラインキングでの意外な順位

昨オフにポスティングシステムを申請し、メジャーに挑戦した菅野。獲得に乗り出す球団は複数あったが、契約面で折り合わず合意にはいたらなかった。メジャーに詳しい、スポーツジャーナリストの友成那智氏が語る。

「日本では絶対的エースの菅野ですが、メジャーの評価は決して高くありません。米紙『ニューヨーク・ポスト』によると、菅野のメジャー移籍選手ランキングは45人中21位でした。最高級には、ほど遠い評価と言えます。ネックになっている点が2つある。一つは年齢です。メジャーで一般的なのは、35歳までの長期契約になります。菅野は今年で32歳。メジャー球団が提示したのは、長くて3年契約だったでしょう。

2つ目がケガの多さです。いくら能力があっても、ケガを抱えていては一流とは認められない。今季も2度登録を抹消されたことで、さらに評価が下がると考えられます。菅野は今オフ、再度メジャーに挑戦すると言われる。体調に問題はないと、アピールしたいところでしょう」

昨オフも折り合いがつかなかった、メジャーとの契約。今季ケガで活躍できなかったとなれば、さらに条件が悪くなる可能性は高い。

「コントロールの良い投手ですから、獲得に名乗りをあげる球団はあると思います。メジャーでは先発投手の100球制限が一般的。制球力が悪いと四球で球数をついやし、5回持たずにマウンドを降りることもありえます。6~7回を投げ先発の責任を果たすには、安定したコントロールが絶対条件なんです。

ただケガの状態が万全でないと判断されれば、複数年ではなく単年契約になる恐れも。入団後に与えられる役割も微妙です。本人は当然、先発投手として活躍することを望んでいるでしょう。しかしメジャーの中4日という過酷なローテーションに耐えられないとみなされれば、中継ぎ降格。本人にとっては屈辱の、敗戦処理に回されることも考えられます」(前出・記者)

菅野は、日本で100勝以上あげた実績がある。中継ぎという役割に納得がいかず、再びメジャーと交渉決裂する可能性もあるだろう。だが、巨人残留となっても、未来は明るくはなさそうだ。

「巨人は昨オフ、菅野がメジャーに移籍する前提でチーム編成を進めていたでしょう。来季は、その傾向がさらに強まります。実際、今季は菅野がファームにいる間も、なんとかローテーションを回し、チームはリーグ2位を確保している。残留しても居場所がないとまでは言えませんが、登板機会は確実に減ると思われます」(同前)

菅野の置かれた状況は、想像以上に厳しい。現状を打破する唯一の方法は、圧倒的な投球でケガっぽいという前評判を払拭し、メジャーの評価を上げることだろう。

  • 写真共同通信社

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