菅義偉首相「続投の証拠」発見…!?空き地にポツンと演説告知 | FRIDAYデジタル

菅義偉首相「続投の証拠」発見…!?空き地にポツンと演説告知

「2連ポスター」でわかる党内人気と菅義偉の「正しい読み」

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自民「菅総裁」は、選挙後の12月まで続投する…!そんなことを想像させる「証拠」を発見した。

今、けっこうレアな「菅と2ショット」の政治ポスター。選挙前になると掲出されるこれには、人気、思惑が露骨に現れる。選挙後、菅政権継続の「証拠」か

自民党千葉県連主催の講演を告知する政治ポスターに、今年12月の「菅首相」の予定がひっそりとクレジットされていたのだ。

ポスタービジュアルは、千葉13区の立候補予定者と菅首相の2ショットだ。このごろの「2連ポスター」は、新型コロナ関係閣僚、河野太郎ワクチン担当大臣や田村憲久厚労相との2ショットが人気で、菅義偉首相とのポスターはほとんど見ることがない。むしろ本音では「避けたいパートナー」ですらあると思う議員も多いはずだ。

「総選挙までカウントダウンとなったこの時期、支持率ダダ下がりの菅義偉首相と親しげなポスターなんて出したら『ワクチンはいつ届くのか』『接種券がまだ来ない』『なんで給付金を出さないんだ!』『風邪ひいて病院にも行けない!』と、新型コロナ対策、政府への批判の声が事務所に殺到します。地元事務所の秘書たちは、菅政権に言いたいことが山ほどあるんです。事務所スタッフは、電話のクレーム対応でほんとにたいへん。なかには事務所まで怒鳴り込んでくるご高齢の、長年の支持者もいますから」(自民党議員)

官房長官時代の「ぶち切れ」癖が再燃

何をやってもうまくいかない菅義偉首相は、とうとう官房長官時代の癇癪が爆発してしまった。

「自治体へのワクチンはどうなっているんだ! 廃棄処分ってどういうことなんだ!」

河野ワクチン担当大臣に当たり散らしたかと思えば、脱炭素技術の研究・開発基金1兆円の計上を示した財務省矢野康治主計局長には、

「この程度の予算では話にならないだろう!」

とぶち切れて、予算案を投げつけたという。衆議院の解散総選挙が刻一刻と迫るなか、政権支持率を上げたい菅首相の焦りは募るばかり。側近にこう漏らしている。

「小池(東京都知事)は言いたい放題で政権の足を引っ張ることしか考えていない。緊急事態延長を決めれば『もっと長く』と言い、ワクチンがコロナ禍のゲームチェンジャーだと言えば、打ち手がいないしワクチンが十分に届いていないと文句ばかり。何かにつけて、揚げ足をとる。あの人にはほんとにイライラする」

ことごとく菅首相に逆らう小池都知事。たしかに、面白くないにきまっている。その憎さは日を追うごとに増幅しているようだ。

「菅・小池」の因縁も

菅首相は官房長官時代に「コロナは東京問題」と発言。いわば「小池都政の無策」を指摘したことが、因縁のはじまりだった。その後、首相の椅子を射止めた菅首相だが、コロナ対応、五輪開催の混乱はじめ、何もかもが思うとおりにならないストレスは許容範囲を超えた。今、常に風邪のような体調不良に陥っているという。豪腕官房長官時代の自信は、見る影もなかった。

ところがここにきて、ワクチンの手当が順調になり、大規模接種センターの発案、職域接種と、「対策」が実際に動き出した。菅首相はアドレナリンが倍増。元気を取り戻して政策を推進し始めたのだ。

「安倍麻生両派閥が菅続投を打ち出してから、菅首相は誰にも遠慮しなくなった。まるで、官房長官時代の菅さんに戻ったように、モノ言うリーダーになってきました。

常に気が立っているので現場の恐怖感は増すばかりです。何か、迷いから解き放たれたようにも見えます。あるいは居直ったかも」(官邸スタッフ)

そして続投の「証拠」を発見! 下々の声は

冒頭の「証拠」ポスターをまじまじと見てみよう。

「弁士 すが義偉 自民党総裁

弁士 松本ひさし 自民党衆議院千葉県第13選挙区支部長」

「菅首相を『すが』ではなく『かん』と呼ぶ人もまだいます。民主党時代の菅直人政権と同じだと皮肉まじりなのか。首相になっても名前が浸透していません。政権与党の総理総裁なのに。ですので、ポスターでは『すが』と、平仮名で表記しました。『義偉』のほうが、もっと読みづらいんですが、全部平仮名にするわけにはいきませんからね」(自民党職員)

相次ぐ「疑惑辞職」で大慌てで新人を擁立しなければならなくなった千葉選挙区。菅・二階が、担ぎ出したのが、医師のバックボーンを持つ松本ひさし氏だ。

千葉県政の関係者が首を捻りながら、こう漏らした。

「千葉ニュータウン中央駅、駅頭演説は『20211222日午前10時』と告知されています。自民党総裁任期は9月30日。衆院は1021日任期満了。ということは、菅首相は総裁再選が既定路線ということで、上層部では話がついているのでしょうか…?

総選挙で大敗したとしても、菅政権は、コロナ禍だからしかたないだろ、ってことで責任は問われないまま政権を続投ということなのかとさえ深読みしてしまいますね。

この低支持率、このコロナ対応の混乱。このままでは自民党が選挙で負ける可能性は極めて高いのに、これじゃ国会、地方の自民党議員は見殺しじゃないですか。本部は一体、何を考えているのか、下々には何も説明がない」(千葉県自民党県議)

主権者たる国民に納得がいく説明がないのだから、自民党員にだって説明などあろうはずはない。「自民党執行部こそ最強政治」というスタンスなのだから。

首相の「本当の読み」は

長期にわたる緊急事態宣言によって生活がままならなくなっている国民は多い。「入管法」廃案、「LGBT法案」見送り。国会運営がまったく機能していない。困窮世帯への救済政策となる補正予算も放りだして、菅政権は6月16日、予定通り通常国会を閉会させようとしている。五輪でお祭りムードを盛り上げて国民の批判をかわし、選挙まで「逃げ切れる」と読んだのか。

ちなみに首相のフルネーム、正しい読みは「すが よしひで」だ。

千葉県内に掲出されている「政治ポスター」。空き地にポツン立つ姿が、どこかもの哀しい
  • 取材・文岩城周太郎

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